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小「まさか好きなやつとなんかするとか？」
「え？！は？！いや、別に、あの」
小「はいはい、図星ですか」
しょーもな、と小声で言った後 小瀧くんはコーヒーをひと口飲んだ
「しょーもないって言うなばか」
小「いや、山田も人のこと好きになるんやなあって」
「なりますよそりゃ」
小「ふーん。どんな奴なん、そいつ」
「んーっとねーえーっとねー」
小「やっぱええわ、なんかニヤけてるし」
「えっ、私また…」
さっきのようにほっぺたをパチンと叩いて 気を引き締めた
神山くんを想像するとニヤける癖、そろそろなおさないとな…
小「そんなに好きなん？」
「何よ急に」
小「いや、あまりにも嬉しそうやから」
「んー…なんかもうその人に名前呼ばれるだけでドキドキしちゃうの」
小「そら名前ぐらい呼ぶやろ」
「違うの！好きな人に下の名前で呼ばれたことある？ドキドキするの！」
小「そんなん誰でもやろ」
「わかってないなぁ、もう…」
呆れながら カップを持ち、最後のひと口を飲んでいると 小瀧くんからの視線を感じた
小「おい、A」
突然呼ばれた名前
それに驚いて思わずむせてしまった
小「ほれみろ、動揺してるやん」
「ちがうって、びっくりしたの！」
小「それを動揺って言うんやん」
胸元をトントンと叩いて 落ち着けようと必死になる
小「なに？Aちゃんの方がよかった？」
「ちょっと…！」
小「おもろ。俺これから下の名前で呼ぼっと」
ケホケホとむせる私を小瀧くんはニヤニヤしながら見つめている
そんな小瀧くんの目から逸らすように 顔を下に向けた
小「お、もう時間や」
なんだかんだやってるうちに 時間はどんどん過ぎて言って いつの間にか 休憩が終わる10分前になっていた
椅子から立ち上がり 自分と私のカップを片手で持って 休憩室のドアノブに手をかけた
小「ほら、行くで、A」
「だから…！」
からかうようにして名前を呼んだ後 またバカにしたように笑った
不覚にもドキッとしてしまった自分がいて なんだか少し悔しい
いつもと違う呼び方をされて驚いただけだ、
と心の中で何度も言い聞かせた
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びょん - 胸が痛い… (2018年11月24日 0時) (
レス) id: c3f9488cbd (このIDを非表示/違反報告)
OOO2126(プロフ) - キュンキュンを通り越してギュンギュンした（イミフ）バイク二人乗りは死んだ、何回も読んでます！続編か、小瀧長編読みたいです＼(^o^)／ (2018年2月24日 6時) (レス) id: 2cffad585b (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - あ､ﾁｬﾗひろさんのここに書いてしまいごめんなさい｡何か盛り上がって書いちゃいました｡昨日の夜､他の作者さんがゆこさんのお話薦めているので知ってﾊﾏってしまい一気読みしてます!どの濱ちゃんも溜まらんです!ゆこさんに出逢えてよかった!大好きです! (2017年10月18日 14時) (携帯から) (レス) id: b00addc009 (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - ﾌﾟﾗｲﾍﾞｯﾀｰの読みました!ﾔﾊﾞかったです!まだ､本編も読了してへんのに…でﾁｬﾗひろのﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝの個人的にﾔﾊﾞｲﾂﾎﾞでﾎﾝﾄん゛ー!ってなりなから足ﾊﾞﾀﾊﾞﾀする位濱ちゃん可愛いっ!ご馳走様でした! (2017年10月18日 14時) (携帯から) (レス) id: b00addc009 (このIDを非表示/違反報告)
ゆこ(プロフ) - サミさん» コメントありがとうございます。私の作品でニヤけてるなんて、嬉しいです…これからもサミさんをニヤけさせられるように頑張りたいです…！ (2016年10月27日 10時) (レス) id: cf443e0b0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆこ
| 作成日時：2016年10月7日 17時
