48.自室 ページ48
はえー…なんて呟く私がいるのは住み込みのために貰った自室の前。
扉の装飾はシンプルながらも高級感があるお高い感じだった。こわ。
『お邪魔しま…うわぁ…！』
アンティーク調のその部屋は、色味が多いながらも纏まりがあり落ち着いた空間になっていた。
『綺麗な部屋やなぁ…こーゆーイメージのお菓子とか作れんかなぁ』
「部屋みてもお菓子のこと思い付くとかプロなんやなぁ」
『それほどでも…ってうぇ？！、あぁ、鬱さんですか。書類は？』
いつの間にか背後に現れた鬱さんに少なからず驚く。貴方も背後とるんか(脅威を思い出しながら)
ut「Aちゃんもよく把握しとんのね…、今トン氏のとこ渡してきたとこやで。
…で、住むことになったん？」
『正式にはまだですけど、一応部屋を貰いました。』
NOと言わせないところはなんとかなりませんかね、と少しばかり悪態を吐くが感謝はしているのだ。
ut「結局、誰も譲らなかったんやな」
『…え？、…どういうことですか？』
ut「…まぁ、話してもいいか。この部屋、家具の色味がやたらと多いやん？これ、幹部の皆が自分のイメージカラーを入れたいってことで喧嘩になってん。」
『結局、全色入れるってことで落ち着いたんですね。』
ut「そうやな。」
裏事情を聞きつつ、新しい部屋に私は心を踊らせた。
(そして、"好きな子が自分色のもの使ってるって興奮するやん？"とか言った大先生には冷たい目を寄越した)
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虚兎 - 好きです可愛すぎます大好きですこれは神作品まじでプロ (2019年3月2日 17時) (
レス) id: 2c78955ed2 (このIDを非表示/違反報告)
鑑くん - 沼猫さん» しんぺい神が喜んだりは…しませんよね〜！さすがに (2018年11月25日 10時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
沼猫(プロフ) - 教えていただき、ありがとうございます。フォレストは確かに腐が多いので、本人が見るとダメージスゴそうですね…。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: b9c388a7d7 (このIDを非表示/違反報告)
白露愁(プロフ) - コネさんがフォレストページっていうまぁ、腐った小説が多いサイトを見てしまったことが原因らしいです (2018年10月13日 18時) (レス) id: fdec65d328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼猫 | 作成日時：2018年10月8日 22時
