15.予想の上を行く ページ15
そんなことを思っていたら、
ｷﾞｯという小さな音を立てて食堂のドアが開くと同時にゾムさん以外がピシッと固まった気がした。
入ってきたのはトントンさんだ。
あ、朝会って話をしたのを知ってるのはゾムさんだけなのか…納得。
『よく眠れました？トントンさん。』
em「へ？、響哉くん、トントンと話したんですかっ？」
場をなごませるための一言にエミさんが驚いている。
ゾムさんの言った通り、確かに鬼書記長ことトントンさんは私がここに就かないための最後の防波堤である。
その防波堤を自ら崩したようなものなんだろうな。今の言葉。
tn「おかげさまで。というかなんで皆固まっとるん？」
ut「いや、トン氏のことだから、警戒して最後まで反対するかと思ってたんや…」
gr「警戒して反対するのを多数決で押しきろうと思っていたのだが…不必要だったか。」
tn「今の発言はかなり問題やけど、幹部ってわかって昨日一昨日とかに毒盛ってたらおまいらはピンピンしてないやろ…前から通ってたエミさんもなんもないんやで？」
rb「トントン、あれやろ？休日の女との予定がないのに急に親近感わいたやつやろ」
em「ロボえもんに言われた台詞思い出して泣きたいんやけど…てかお前もやろ。」
tn「エwミw太wくwんwwww」
また食堂のドアが開く。
「なにやっとんのー？俺も混ぜーや！」
「この子が響哉くんやんな？はえー、ロボロと身長変わらないんちゃう？可愛らしいなぁ！」
『え、あ、はいっ？』
gr「お前らキャンキャンうるさいゾ。とりあえず皆席につけ。」
入ってきた金髪の人と、ニット帽を被った人に囲まれ戸惑っているところをグルさんが鎮める。
「今日の御茶会はここで合ってるめう？」
「で、その子が言ってた響哉くんね。席つけばいい？」
次に教会に居そうな雰囲気の人と、ばってんがついたマスクの人が来た。話が早い。
「クソせんぱ…御茶会ここでしたか。」
「あ、君が響哉くんね！後で医務室くる？楽しいことしない？」
落ち着いた声と、嬉々としたような声がほぼ同時に耳に入ってきた。
嬉々とした発言には苦笑と心配の声が主に聞こえた。
gr「今いる全員は集まったな。
じゃあ、知っているやつも多いが、彼が今仮雇でここに勤めてる響哉くんだ。」
その言葉を皮切りに御茶会は幕を開けた。
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虚兎 - 好きです可愛すぎます大好きですこれは神作品まじでプロ (2019年3月2日 17時) (
レス) id: 2c78955ed2 (このIDを非表示/違反報告)
鑑くん - 沼猫さん» しんぺい神が喜んだりは…しませんよね〜！さすがに (2018年11月25日 10時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
沼猫(プロフ) - 教えていただき、ありがとうございます。フォレストは確かに腐が多いので、本人が見るとダメージスゴそうですね…。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: b9c388a7d7 (このIDを非表示/違反報告)
白露愁(プロフ) - コネさんがフォレストページっていうまぁ、腐った小説が多いサイトを見てしまったことが原因らしいです (2018年10月13日 18時) (レス) id: fdec65d328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼猫 | 作成日時：2018年10月8日 22時
