第４話消散 ページ5
【校舎内】
Aは座れる席を探していた
だが、いかんせんヒトの数が多い
早く見つけなければと急いでいた
すると
ドンッ
不注意で前から来た男子生徒にぶつかってしまった
相手がよろけ、こけそうになったので咄嗟に支える
目が合う
『大丈夫ですか？
すみません私が前を見ていなかったばっかりに』
「っ！」
咄嗟に謝るA
すると男子生徒は驚いた顔をして瞬きの間に消えてしまった
そう、消えたのだ
Aは思わず辺りを見渡す
｟今確かにヒトが居たはず
まさか今のは幻覚か？疲れが溜まりすぎたのか？
いやでも実体はあった
しかし、、、｠
色々考え、最終的に家系能力だろうと言うことで無理矢理納得した
？？視点
(びっ
ビックリしたーまさかぶつかるなんて思わないじゃん完っ全に油断してたー。おもいっきし目合っちゃったしそのままビックリして消えちゃった。)
(待ってそれじゃあ僕ただの嫌な奴じゃん絶対顔覚えられたじゃん)
放課後シバかれないよね、と一瞬不安がよぎる
先程の光景を思い出す。
いつもなら通り抜けるはずだが、どうやら自分の家系能力が少し弱くなっていたようでぶつかってしまったらしい。
(どうしよう父様と母様になんて言えばいいんだ。僕、腕衰えちゃったかな。)
(それにしても綺麗なヒトだったな。)
さっきの驚いた顔が頭から離れない。思い出して、さらに顔が赤くなる。
イヤイヤ、と誰に代弁するわけでもなく首を振る
(さすがにそれはキモいぞ僕。男だったらどうすんだ。というかズボン履いてたから男だろ。いやでも–––––––)
式が始まる数十分この状態が続いた
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名無し49579号(プロフ) - 暁月臨さん» うれしいコメントを本当にありがとうございます！！気に入っていただけてよかったです！更新頑張ります！ (12月19日 0時) (
レス) id: 8a759b1a19 (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…！更新待ってます！！ (12月19日 0時) (レス) @page17 id: ed675d0e79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し49579号 | 作成日時：2023年9月23日 23時
