第１３話驚愕 ページ14
「えー続いて理事長挨拶」
校歌斉唱が終わり、次のプログラム理事長挨拶が始まる
｟確かここの理事長はかの有名な魔界三傑の一人、サリヴァン様だったな
一体どんな方なのだろう｠
と密かに期待を膨らませるA
何しろ魔界三傑は最も魔王に近い存在だ。これで落ち着いてる方がおかしい
それが伝わったのかムーちゃんもソワソワしている
「入間くーんおじいちゃんだよー！」
思わず固まるA
そしてそれは
(職場だったーッ)
入間も同じだった
「実は孫が入学しましてね
これがかわいくてかわいくて」
「いるま？」「孫？」
と辺りが騒がしくなるが、そんなことお構いなしにサリヴァンは話を続ける
｟思っていた方では無かったな。もっと厳格なヒトかと思っていたが
・・・想像の斜め上をいっている
というか
孫？結婚したなんて情報なかったぞ？｠
と、一瞬がっかりしたがAの頭の中はハテナで覆い尽くされていた
一方入間は
(目立っちゃう！！
お願いだから変なことは…っ)
気が気では無かった
が、そんな思いも虚しく
「そんな孫と撮った1枚がこれです」
ダァンッ！という音と共にサリヴァンと入間が写ったポスターを出した
即顔バレした入間
｟え、この顔って｠
まさかと思い隣を見るA
咄嗟に反対方向を向く入間
しばしの沈黙が続く
(どうしよう！ヒト違いって誤魔化す？でもバッチリ顔見られちゃったし、、、)
どうしようどうしよう！と焦る入間
『あの』
入間、絶体絶命
と、その時
「新入生代表挨拶」
どうやらいつのまにか次のプログラムに進んでいたようで
ひとりの悪魔が立ち上がり表彰台へ向かっていく
Aもそちらに目を向ける。そして思わず顔が引きつった
｟あっあれは！あの髪色あの容姿間違いないアスモデウスだ！まさか首席だとは｠
皆の注目があちらに向き入間に希望が見えてきた
しかし
「えー新入生代表のアスモデウス君
に変わりまして特待生 入間君登壇してください」
(何故！？)
運命は無情である
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名無し49579号(プロフ) - 暁月臨さん» うれしいコメントを本当にありがとうございます！！気に入っていただけてよかったです！更新頑張ります！ (12月19日 0時) (
レス) id: 8a759b1a19 (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…！更新待ってます！！ (12月19日 0時) (レス) @page17 id: ed675d0e79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し49579号 | 作成日時：2023年9月23日 23時
