何回も君に2話 ページ11
Aside
『Uｰ20日本代表と潔が戦うってこと…？』
いつも通りに学校に行って帰ってきてSNSを見てたら
“Uｰ20日本代表vs青い監獄”
という記事が書かれていた
遅くて2週間くらいかかるのかと思いきや全然帰ってこない世一
電話しても出てこないため詐欺を疑ったが世一ママによるとスマホをその施設に預かられているそう
少し安心したが電話出来ないのは寂しい
ただでさえ会えないのに声も聞けないなんて…
『…ん？』
________プルルル、プルルル
『あ、世一ママからだ』
『もしもし、どしたの？』
《Aくん！世っちゃんの試合観に行かない？》
『！！！！行きたい！！』
《ふふ、じゃあ○月×日の○○時にうちに来て〜！車で一緒に行きましょ！》
『わかった！ありがと！世一ママ！！』
______ブツ
『やったｯ！！！』
まじありがとう世一ママ！！
・
『うお、人多いな…』
やっと待ちに待った世一の試合の日
このためにサッカーの勉強してきました
『…あ！世一だ！！』
わぁ…なんかかっこよくなった、？
なんというか面構えというか最後に会った世一とは思えないくらい自信に満ち溢れたような顔をしている
『やっぱり行ってよかったんだ…』
試合が始まってないのに涙が出そうだ
そして、試合が始まった________
そこからの俺はと言うと…
『…7番の人のシュートヤバっ、めちゃくちゃかっこい、…ん？なんか見たことある顔…？』
『やっぱり日本代表の選手超強い！！』
『確か糸師選手、兄弟だっけ、？どっちもスゴすぎんだけど、』
とめちゃくちゃ楽しんでた
そしてラスト
『兄弟対決だ…あっ！！抜かした、？…ｯ！！』
10番が日本代表である糸師冴を抜かしそのボールは__
『よいち、』
潔 世一の元へ
素人の俺でもわかる
きっと世一はこのタイミングを“狙っていた”
いや、“待っていた”のか、？
どちらにせよ
『世一が遠いや、』
前まではずっと隣に居た
いや_______…
もう、ずっと前から世一は前を走っていたのかもしれない
俺が世一から離れたくなかったから
俺の隣に居た世一はきっと俺が勝手に想像していた世一
世一にちゃんと正面でおめでとうって言いたい
けど、なんか泣いちゃいそうだな…
久しぶりに会うときは笑顔でおかえりって言うつもりだったんだけどなぁ
このままだと泣くかも、
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かさ(プロフ) - Light!!Clear!!さん» すみません！めちゃくちゃ忘れてました！ありがとうございます！ (5月14日 22時) (
レス) id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
Light!!Clear!!(プロフ) - オ/リフラたってますよ〜！めっちゃくちゃ作品です！更新頑張ってください＼(*⌒0⌒)♪ (5月13日 22時) (レス) @page1 id: b456d54896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かさ | 作成日時：2023年5月13日 12時
