高校生活二十二日目 ページ24
貴「はーい」
書斎の窓を開けて返事をする
因みに窓の前に机があるため、机に乗って少し屈んでいる
かなりきついぞこの状況
太「あ、やっと出た」
貴「………マジで治が窓叩いたの？」
太「そうだけど？」
貴「…oh…」
いやぁ、治も窓って叩くんだね…
太「窓を開けてると、いつも隣の家の人の窓叩く音が聞こえるから
そうやって呼ぶのかなって思っただけ」
違うなら、ごめん
と、ツンケンした態度で接する治
矢っ張り私嫌われてるのかな
貴「話しかけてくれただけでも嬉しいから！
その…えっと…どうしたの？」
尋ねれば、治は頬杖をつきながら答えた
太「君の云っていた昔話
…もう少し、聞きたくてね」
貴「え、なにそれ子供みたい」
太「なに？」
貴「ゴメンナサイ…」
ヤダヨー怖いよこの人
貴「判った。じゃあ、何の話から聞きたいのさ」
太「私と君の関係とか…」
貴「おけ」
ーーーーー
前の世界は私達の今住む世界と似てるようで少し違う
異能というものがあったからね
ま、そんな中で、私と治はポートマフィアに所属していた
あ、中也も一緒だったよ
出会いは、私が他の組織のスパイとしてポートマフィアに所属したことから始まった
まぁ、前の組織よりこっちの方が過ごしやすいことが判ったらすぐ裏切りましたけどね
そこで治と出会ったわけです
ま、恋の始まりは治の一目惚れですね
太「嗚呼、なんて美しい
お嬢さん、どうか私と心中していただけませんか？」
貴「……」ﾑｼｬﾑｼｬ
太「その食べている時の大きく愛らしい頬にキ」
貴「帰って」
太「…泣くよ？私」
その頃は治＝要注意人物だってなってたから
私の態度はこんなものだった
今の治よりはマシかもしれないけどね
まあ、しつこくついてくるものだから
私の奇跡を起こす異能で返り討ちにしてやろうと思ったんだけど
生憎、治の持つ異能は能力を無効化する異能だからね…
ま、普通に考えて効かなかったわけなのよ
首領は余程私のことを気に入ったみたいで
異能の力のみで私は幹部についた
勿論、仕事しなくてもお咎めなしだった
何故なら、奇跡の力で首領の愛する幼女に変身できたから！
ま、そんなこんなでポートマフィアでは超有名になって
何故か治の独占欲が強くなった
あぁ、そういえば
私が治のことを好きになったのは、ある組織を治と一緒に潰しに行った時だった
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レイン(プロフ) - てぃーめいさん» あ！ホントですね！！教えていただきありがとうございます！！(>_<) (2016年9月25日 1時) (
レス) id: 1609605f3b (このIDを非表示/違反報告)
てぃーめい(プロフ) - 谷崎さんの呼称は僕ですよ〜 (2016年9月25日 0時) (レス) id: 00aed15630 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 響(キョウ)さん» 中也は苦労人だけど可愛いですよね！身長でいじられる中也大好きなんです！！←更新頑張りまっす！ (2016年8月27日 17時) (レス) id: 1609605f3b (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ)(プロフ) - めっちゃ…めっちゃ面白いですっ！！中也が可愛い…更新頑張ってください！！！ (2016年8月27日 16時) (レス) id: fd11e57512 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ヒスイさん» 見て下さり、ありがとうございます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ面白いと言っていただけて本当に嬉しいです！！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1609605f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイン | 作成日時：2016年8月4日 19時
