女神の名を持つ少女 Ⅱ (ページ46)

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私はジェームズを置いて、寮に戻っていると

『ふぁ〜、、、どうすればいいんだろ。今まで通りすればいいけど、色々面倒よね』

「なにが面倒なんだ？」

っと後ろを振り返ると

『なんだ……セブどうしたの？』

セブ「それはこっちのセリフだ。どうしたんだ？目がメガネ越しでもわかるぐらい死んでるぞ」

『………』
普通に失礼だが疲れているから無理もない

セブ「僕で良ければ話を聞く、いつも助けてもらってるからな」

『そうね。話せば楽になると思うし、聞いてちょうだい』

私はいままであった事を全部セブルスに話した。
話終わると彼は苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

『…………ってことがあって色々と面倒なことになったのよ』

セブ「………………スゥ、はぁ〜」
っと深いため息ついて頭を抱え出した。

『ねぇ、気持ちはすごいわかるけど何か言ってよ』

セブルスは頭を抱えたまま
セブ「いや、君も色々苦労してるな。なんとなく察していたが本当にこれはややこしいだろ」

『そうなのよね。あんまり関わりたくないし、どうすればいいんだろ』

セブ「別に必要以上に関わらなければいいんじゃないか？」

『まあ、そうだけど感づかれない？』

セブ「そこは自分で考えろ」←

『……まあ、そうしてみるわ。ありがとう話聞いてくれて』

セブ「別に気にするな。友人だろいつも助けてもらってるからな。遠慮なく頼れ」

『そうね。そうされてもらうわ。本当にいい親友を持ったは私』

私がそう言うとふんっといいそっぽ向いたが髪の隙間から耳が赤くなっているのが丸わかりなのだ

私はそんな彼に笑っているとセブルスは怒り出したが何故かお互い顔を見合わせて爆笑していた。

私は知らなかったその光景をブラックが見ていた事を

それが彼の嫉妬される材料に過ぎないから

「なんでいつもあいつなんだよっ」

「くそっ……」