女神の名を持つ少女 Ⅱ (ページ28)

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2人はジェームズとピーターに別れて、パーティー会場に入ろうとした時にリーマスが

リー「アテナ……今日の君はとても綺麗だよ」
っとつぶやくリーマスに驚いたアテナ

『！！いきなりどうしたのリーマス？』
アテナはリーマスの顔を見るとフッと笑い

リー「いや、純粋にそう思ったから言っただけだよ」

「だからアテナ___もっと君は自信を持っていいんだ。君を批判する人はいない。なんかあれば僕たちがいる。だから怖がらなくていいんだ。僕は君にいっぱい勇気をもらっただから君にも……」

もっと自信をもってほしい。

自分は今まで周りの人から化け物を見るような視線を送り、挙句にはひどい言葉や嫌がらせも数えきれないほどされた。
その度に親友のジェームズと一緒に相手にやり返して悪戯を仕掛けたり、言い返してた。
祖父母も気にかけてくれたり、色々して方が平気なふりをしていた。

それでも彼女の心の傷はいつまでも残っていた。

でも学校に入ってからひどいこともあったが友達がいつも味方をしてくれた。

アテナ目を見開いて、目が潤んだがすぐにニコッと笑い

『………ありがとうリーマスは少し自分に勇気がついたわ』

『こうゆう特別の時には外す事にするわ』

リー「それがいいと思うよ」

スッとアテナは自身の付けていたサングラスを外し、リーマスにエスコートされながら

2人が会場に入った途端にざわついていた会場がシンっと静まりかえった。

そして、ひそひそと話し声が聞こえてきた。

それでも2人は胸を張って堂々していた。