女神の名を持つ少女 Ⅱ (ページ26)

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2人はパーティー会場に向かった。

向かう途中すれ違う人、皆んながアテナを見ていた。
アテナはその視線に気づき少し照れながらも堂々としていた。

隣で彼女をエスコートしていたリーマスも自分のことのように嬉しそうだがしかしリーマスはシリアスに対しての罪悪感があった。

親友が好意を寄せている事を知っているにもかかわらず、その相手と一緒にパーティーに行くのに

リーマスの異変に気づいたアテナは

『…リーマス、今は周りを気にしちゃダメよ。今は思う存分にこれから向かうパーティーを楽しみにしないと！』

っと彼女はメガネを少しずらしてリーマスにウィンクした。

リーマスはフッと笑い

リー「そうだね、パーティーで出てくるデザートも僕は楽しみだよ」

っとアテナに満面の笑みで返した、、

『それもとても楽しみだわ！でも私ダンスでリーマスの足を踏まないように気をつけないと……』

リー「さあ言うなら僕の方が君より心配だよ。あんまり僕ダンス経験ないんだ」

『ならお互い頑張りましょ」

リー「そうだね…』

そして2人はお互いにどんな感じなのか、どんなデザートがくるかっと雑談をしながらパーティー会場に向かった。