グリムの食癖 ページ5
Aside
ユウ「Aちゃん、ずっと私達を傷つけたり、無理させないようにしてたでしょ?
きっとあの時、Aちゃんが時間稼ぎをしてくれていなかったら私達、今頃ボロボロだと思う。
だから本当にありがとう!」
A「……ん。どーいたしまして!
これでも白蛇の巫女だからね!皆を守れないでどうすんのさ!」
ただ単純にユウの言葉が嬉しかった。
白蛇の巫女は博麗の巫女の二の次の為、
あまり守る事に関して人間に感謝されることもなかった。
けど、ユウの言葉は凄く真っ直ぐで、とても嬉しかった。
デュース「そうだな。Aが俺の変わりをしていなかったら、俺はアイツに負けて居たかもしれない。
それに魔法石の位置を教えてくれたのもAだったよな。本当にありがとう。」
エース「確かに、初めはお前が死にに行ったんじゃないかとか思ってたけど、しっかりオレ達を助けてくれたしな、ありがとよ。」
A「フフッ、褒めたってなんも出ないからね。こちらこそ、皆ありがとうね。」
思えばエースもデュースもグリムも、人柄が変わったなと思う。
まとめて言ってもしまえば友好的になった気がする。
でもいい事だからいいか。
エース「なぁー早く帰らね?マジ、クッタクタのボッロボロ。」
グリム「いっぱい魔法を使ったから腹が減ったんだゾ…」
A「私も疲れた!早く帰って寝たい!」
ユウ「そうだね、私も疲れた。」
そう言い歩きだそうとすると、
ふと、グリムが足元を見た。
グリム「…ん?コレ、なんだ?」
ユウ「さっきのバケモノの残骸か何かかな?」
デュース「魔法石…?いや、でもこんな石炭のように真っ黒な石は見たことが無い。」
グリム「クンクン…なんだかこれ、すげーいい匂いがするんだゾ…」
エース「嘘だぁ!」
グリム「アイツが隠し持ってた飴ちゃんかもしれねーんだゾ!
うぅ!我慢できない!
いただきまーす!」
グリムは黒い石を口の中にポイッと放り入れた。
食べるノリが軽くない?
ユウ「うわっ!本当に食べた!
グリム!ぺっして!ペっって!」
ユウは必死にグリムを揺さぶるがもう後の祭り。
飲み込んでしまったようだ…
グリム「うぅ!」
デュース「おい!大丈夫か!?」
A「そんなの美味しいわけないじゃん…お菓子の国じゃ無いんだから…」
グリム「うぅ…………うんまぁーーーい!!!」
エース/デュース/ユウ/A「えぇっ!!」
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しろヘビ(プロフ) - ユノさん» コメントありがとうございます!すみません、イメージイラストの方ですが画像のあげ方が分からなくて…しかし、容姿はご想像にお任せします!(そちらの方が楽しめると思いましたので…)本当にすみません!今後も『魔法じゃないです、霊力です』をよろしくお願いします。 (2021年3月18日 0時) (レス) id: 61d92032ac (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年3月16日 16時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 初コメです、凄すぎませんか、!?私も最近ツイステ書き始めたので良ければよんd((やめろ) (2020年12月23日 17時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
しろヘビ(プロフ) - ジョジョの奇妙なAPヘタリアさん» ただいまです! (2020年10月29日 21時) (レス) id: 61d92032ac (このIDを非表示/違反報告)
ジョジョの奇妙なAPヘタリア(プロフ) - おかえりなさい。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 1de1e0b268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろヘビ | 作成日時:2020年9月24日 22時