魔法じゃ無いです、霊力です。第２章【ツイステ】【東方project】

学校は初めて。 ページ31

Asaid

A｢エース？なんか静かだけど大丈夫？｣

エース｢あー…いや、結局魔法使えないままだけど、大丈夫なんかな〜って｣

A｢大丈夫じゃない？多分。｣

エース｢おい、多分ってなんだよ。｣

そんな話をしながら学校へ向かった私達だった。

〜少女移動中…〜

ユウ｢な、何とか…間に合った……？｣

グリム｢オレ様…もうクタクタなんだゾ…｣

A｢ねーぇーグリム暑いって…｣

何とかギリギリ教室に辿り着いた私達5人。
必死に走って着替えまでしたため、皆朝から汗だくである。
更には疲れたとせがむモフモフに私はくっつかれている。

エース｢まだ鐘はなってないから平気なはずだけど…｣

デュース｢あぁ、何とか間に合った…。｣

教室の中に入り、適当に席に着く。
そういえば、学校とかって来たこと無かったけど、こんな感じなんだ…。
とにかく、汗だくになったせいで色々と気持ち悪い…。

A｢…ねぇユウ。｣

ユウ｢ん？何？｣

A｢学校って全部こんな感じなの？｣

ユウ｢ううん！違うよ！少なくとも私の通ってた所はこんなんじゃなかったよ！
…ってこんな事聞くってことはAちゃん学校行ったこと無いの？｣

A｢行くのが普通なの？｣

ユウ｢少なくとも私の世界はそうだったけど…こっちだとどうなんだろう？｣

A｢寺子屋なら人里にあったけど…ワーハクタクが教師やってた。けど、行ったことはないかな。｣

ユウ(Aちゃんから話しは聞いていたものの、やっぱりなんか不思議な所なんだろうな…幻想郷って所。)

そんな他愛のない会話をユウと楽しんでいると、
鐘がなり、それと同時に白黒のなんかフワフワした男の人が入ってきた。
この学園、フワフワが、多すぎる。

？？？｢お前たちが今日から俺の担任クラスに入った新顔か。
ふぅーん…珍しい毛色をしているな。悪くない。
日頃から手入れを欠かさないように。｣

白黒……魔理沙が出てきてしょうがない。
喋り方は全くの真逆だけど。
っていうかなんだろうか、この、何か商品を眺めるような扱いは…。

クルー｢俺の名前はデイヴィス・クルーウェル。
気軽にクルーウェル様と呼んでいいぞ。
さぁ、さっさと席につけ。授業を始める。｣

白黒の…いや、クルーウェル先生？はさっきまで立ち話をしていた人達を席に着くように促す。

クルー｢まず、基本的な知識として薬草と毒草100種類の名前と見分け方をお前らの小さい脳味噌にたたき込む。｣

………は？

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