私、iになりました。 (ページ31)

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｢……っ。ありがとうございました！｣

するとそこにいたスタッフさん達から暖かい拍手を頂いた。

ｽﾀｯﾌ『よかったよ……あの7人とはまた違った魅力的な歌声に惹きつけられたよ。お疲れ様。』

｢ありがとうございます！｣

とっても嬉しかった。

正直さっきまでのこと覚えてない……。

凄いな……キスマイの7人はドームで歌ってるわけだもんね。

さっき私の歌を聴いてたのはスタッフの5人というほんの僅かな人数でしかないのに、。

｢お疲れ様でした！｣

今度どうしたら緊張しなくなるか聞いてみよっと！

｢…いてっ、すっすみません…ってあれっ。｣

なんてぼやぼやしてたら何かにぶつかった。

目の前にいたのは

｢き、北山さん…？｣

先に帰っていたはずの北山さんだった。

北｢A、さっき歌ってたでしょ？｣

聞かれてた……

｢はい…もしかして聞き苦しかったですか…？！すみませんっ。｣

北｢聞き苦しい？ばか。逆だよ逆！
めちゃくちゃ感動した。自信もっていいと思う。｣

なんて。嬉しい言葉貰って、

｢……っ、ありがとうございます！｣

そう答えることしか出来なくてごめんなさい、

｢これからもっと頑張って、皆さんと並んでみせます！｣

北｢おっ、いいねぇ。俺達も負けないからね？｣

初日からいい事ばっかり。

自分に少しでも自信もっていいんだ。