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母「……A!起きなさい!」



ん……。


夢……?




あ「ん…。はいはい…、(ファッ…)」



母「もう…。『はい』は1回!起きなさい!遅刻するわよ?」


あ「はい…わかってるから…」



なーんだ。

いつも通りの夢か。





あ「あー!私も男の子に産まれたかった…」

母「失礼ね…。どうせ『キスマイのメンバーになりたかった〜』とかそんな理由なんでしょ?」

あ「うーん。メンバーとしての人生歩んでみたかった…ってたまに思うんだよね。

ん…でも、女に生まれてきたからこうやってキスマイを好きになれたのかな〜って思ったら、この人生捨てたもんじゃないよねっ?」


母「はいはい。脳内が楽しそうで何よりよ〜。」




……




あ「あーこんな時間!


いってきまーす!」





私は一ノ瀬A。

18歳の高校3年生です!






ガタンゴトン……




今日も相変わらず朝から遅刻しそうになるという……。

そろそろ直さなきゃな…。



うわっ……今日も人がたくさん……
毎員電車ってやっぱり慣れない。





……ん?



なんか嫌な感じがする……、


あっ……左のおじさんに触られてる……。


やだ……っ。怖い……。


誰か…………助けてっ……






そう心で叫びながら、私はギュッと目を瞑った時。







?「ちょっと。」


あ「……!」


お「チッ…」


?「おじさん。今触ってましたよね。次の駅で降りてください。」




…………助かった……。



?「大丈夫ですか…?」


あ「…ありがとうございます。」(グスッ…)


?「怖かったよな…。俺がおじさんにガツンと言っておきますから。もう大丈夫だから。」

あ「本当にありがとうございました…っ。」




あ「あっ、お名前教えていただけませんか。あとでお礼を……」





ーーーー ……駅〜○○駅〜 ーーーー





?「お礼なんで大丈夫ですよ。当たり前のことしただけなので。学校頑張って。」




あ「あっ、でも…」



?「それじゃ〜っ」





ーーー プシュー ーーー






あ……。
行っちゃった……。




すごいな……あの人……。




凄くかっこよかった……。





帽子深めに被ってたからよく顔は見れてないけど…。





聞き覚えのある声と私より少しばかり大きな背。







知ってる人じゃないのに……誰かの声に似てる……。





そんなわけないか。






切り替えて……今日もがんばろっと。

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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 夢小説   
作品ジャンル:タレント
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作者名:Riiin | 作成日時:2019年2月10日 2時

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