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33話 ページ34

『関係ない。私の…1番好きな人が、見なくていい闇を見せられようとしてんのを黙ってる方が、自分の命削るより嫌なんだ!』

御幸「A…ちゃん」

初校長「やれ」

風紀隊1-5「はぁ!」

『っ!』水で防御

風紀隊1-5「うわぁ!」

初校長「アリスの寿命は、大きくわけて4つ」

御幸「アリスの寿命…?」

初校長「多くは小出しにしか使えない代わりにアリスの寿命が長いタイプだが、詩野Aは… アリスに底がない代わりに、使うたびに使用者の寿命を縮める。まぁこれは滅多にいないが」

野球部「!?」

御幸「じゃ…この状況…」

初校長「君を守るためにAは自分の命を犠牲にしているんだ。ただ君が一言、学園に来ると言えば攻撃を辞めよう」

御幸(新体制になってまだ日も浅い…こんな時に…でも…)

『ハァ…ハァ』

御幸「…分かりました。行きます」

『!?だめっ…(ギュッ』御幸と手を繋ぐ

御幸「決めたんだ」

『だめ!私が、私が守るから!』

初校長「連れて行け」

風紀隊1「ボロッ)はい…」テレポート

野球部「消えた!?」

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作者名:なな | 作成日時:2023年5月16日 18時

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