番外編【第一回青い監獄同窓会�機� ページ47
∞
「ごめん一寸遅くなったッ！！！！」
其の大きい声とともに開かれた居酒屋の一室。中でガヤガヤと話していた男達は口を閉じ、驚愕した瞳で彼女を見つめた。其れにより、一気に室内が静寂に満ちる。
何か拙い事をしてしまったのだろうか……と頬をかいて困った顔をする。
「やっと来たな！来ないから忘れられたのかと思ったんだけど………」
「ほんとにごめん、仕事遅くなっちゃって」
話を切り出したのは双葉が頭の上を揺れる青年。
「Aも来たことだし始めるか────第一回、
「いやぁ、もうあれから四年なんて信じられないよね。時の流れって残酷」
「にゃはは〜お婆ちゃんみたいな事云ってる」
「失敬な！」
「私がお婆ちゃんならアンタもお爺ちゃんだよ」と蜂楽に言い返すと、また謎の「にゃははー」という笑いが返ってきた。
一応年上相手だが、スポーツというものに年齢なんか関係ない………と誰かが云っていたようなないような。
つまり敬語を使う必要はないのだ！！自論だけどね！！！
少し話をしていたところ、私の体を誰かの影が覆う。不思議に思って顔を上げると、懐かしき下まつ毛君がいた。
「わぁお、久しぶりー凛ちゃん！」
「良い加減そのちゃん付けやめろクソ女」
青筋を立てて切れ散らかす糸師凛。更年期かと潔が弄るともっと眉間のシワを深くする。此処で喧嘩するのは流石にやめて。
「自分から私の所に来るのって珍しいじゃん。何か話したい事でもあるの？」
「………………別に。顔だけ確認しに来た」
「あ、照れてる」
ぷいっと顔を逸らした彼の耳が赤く染まっていた。「かわいーね」と云ってあげるとキレられるので留める。
又もや凛ちゃんの横に人が現れる。
「お、
「頼むからもう一寸良い呼び名考えてくれ」
対応は優しいが弟と似た反応をするのが面白い。
すると、彼の口から鋭い質問が投げられた。
「────お前、今何の仕事してるんだ？サッカー界隈で全然顔見ねぇんだけど」
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終わり
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Gal - 魔人ガーZ…なんかあったな、そんなの。ガンダムみたいな奴… (4月27日 19時) (
レス) @page45 id: 6203c50de1 (このIDを非表示/違反報告)
サラミザラ(プロフ) - お二人共コメント有難うございます！！真逆そこに触れていただけるなんて……(笑) (3月4日 14時) (レス) id: 1a675fd086 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - 瑞穂さん» 同じく！！ (3月3日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
瑞穂(プロフ) - 物語に関係ないけど、魔人ガーZ好きです (3月3日 23時) (レス) @page45 id: 18f9935b97 (このIDを非表示/違反報告)
サラミザラ(プロフ) - graply12さん» 私チョロいのでその言葉信じちゃいますよ……？？良いんですね！？！？コメント有難うございます！！公開するのはいつになるかは分からないんですが、書き溜め作っときますね……！ (3月2日 22時) (レス) id: 1a675fd086 (このIDを非表示/違反報告)
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