運命の番【文スト】

貴方に未來が在るのなら ページ45

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「αの強いフェロモンに当てられると、βがΩに成る事が在る、と云うのはご存知ですか？
　………僕は其処で思ったのです」



魔人は妖艶な笑みを浮かべ、口を閉じて一言も逃さぬよう耳に入れる彼女を見つめた。



「───"αもΩに成る事が可能"では無いのか、と」

＊＊＊


《───私と君が真実の愛で結ばれた時、この指輪を外せるようにすると誓うよ───》



確かにあの時、貴方はそう云った筈。

じゃあ、これは一体如何いう事なんです？



「ねぇ、森さん。未だ私、貴方に愛の言葉を告げた事なんて一回たりともないんですよ」



外れた銀の指輪を抱きしめながら、頬に雫が伝った。

一度嵌めたのなら、死ぬまで外さないで私の人生を縛ってよ。馬鹿。



＊＊＊





二階堂 A



・転生者であるが多分文スト見たことない只の若人。なので実年齢４０を超えるオバサマ。

・大量の人間を射止めるタイプの良い女。本人も気づいている節はあるが、其れを認めると何だか痛い女になりそうなので止めている。気づいたれよ……！！

・異能力を持てる素質は在るが持っていない。何かの影響で目覚める可能性があるかもしれなくもない。でも何だかあるあるの気がするのでやりたくねぇ。

・此奴に関しては色々なエンドがある。此の儘■■■(ﾋﾟｰ)と結ばれる王道エンドも在りうるし、黙っていられなくなった■■■(ﾋﾟｰ)が■■(ﾋﾟﾋﾟｰ)して泥沼恋愛に連れ込むコースも十分在り得る。つまり選り取り見取りってことさ。良かったね。

・只々愛され以外の夢小説あるあるを無くすためだけに作られた。幸せエンドもあるあるって気がするよね。んふふ。




魔人ガーZ



・実験に丁度良いモルモット見ーつけた。

・………モルモットって実は鼠のお仲間なんですヨ。



＊＊＊




《今のところ判明している第二の性の表》


二階堂→α

国木田→α

谷崎兄→α

社長→α

与謝野→α

宮沢→α

鏡花→α

谷崎妹→β

春野→β

江戸川→β

太宰→Ω

敦→Ω

森さん→Ω


抜けてるところが御座いましたら、コメント欄にてご報告よろしくお願いします……！！(土下座)


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