第十九話 赤毛のアン ページ20
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「……敦くーん、鏡花ちゃーん、何処にいるのー?」
私は今、端から見れば迷子になった人だ。其れも其の筈。交差点で彼等を見失ってしまったのだから。
今朝、【ギルド】を束ねる長だと名乗る一人の男____フィッツジェラルドさんが探偵社を訪れた。曰くこの横浜で探し物があり、それを探すには異能開業許可証と云う物が必要らしい。其れを手に入れる為、武装探偵社を買収したいのだと。
私には異能力なんて云う便利な力は無いし、何なら先月まで横浜にいた事がなかったので始終話について行けなかった。社長と彼が睨み合っていたのを見ると、結構拙い状態だと云う事は判ったが。
其の後、賢治君が付き添いでフィッツジェラルドさんを見送りに行った。
____然し、賢治君は戻って来なかった。
彼等が扉から出ていく時、チラリと見えた女性の瞳に浮かぶ感情。
「後悔しても遅いわよ」と云われているようで、背筋に鳥肌が立った。
却説、話を戻そう。
賢治君を探す為、ナオミちゃんと谷崎君、そして敦くんと共に社を出て早20分。
この交差点を渡っていたところ、ナオミちゃんがいなくなり焦りだした谷崎君。その彼を追って更に人混みの中に駆け出して行った敦くんの背中に、私は只「一寸待ってー」と手を伸ばすことしか出来なかった。光速で走るシス コンと虎には勝てぬ。
…………何で私だけ一人ぼっちにするんだよ!
私は悲しみに暮れていた。追い掛けて行った敦くんは偉いけど私迷子になっちゃったよ。
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Gal - 魔人ガーZ…なんかあったな、そんなの。ガンダムみたいな奴… (4月27日 19時) (レス) @page45 id: 6203c50de1 (このIDを非表示/違反報告)
サラミザラ(プロフ) - お二人共コメント有難うございます!!真逆そこに触れていただけるなんて……(笑) (3月4日 14時) (レス) id: 1a675fd086 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - 瑞穂さん» 同じく!! (3月3日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
瑞穂(プロフ) - 物語に関係ないけど、魔人ガーZ好きです (3月3日 23時) (レス) @page45 id: 18f9935b97 (このIDを非表示/違反報告)
サラミザラ(プロフ) - graply12さん» 私チョロいのでその言葉信じちゃいますよ……??良いんですね!?!?コメント有難うございます!!公開するのはいつになるかは分からないんですが、書き溜め作っときますね……! (3月2日 22時) (レス) id: 1a675fd086 (このIDを非表示/違反報告)
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