第四十五話 ページ6
翌日、俺と織田は森に呼び出されていた。
「なぁ織田。森から用件は聞いてるか?」
二人で首領室に向かっていた時、ふと気になって尋ねてみる。
「いや、俺は何も聞いていない」
「そうか…」
俺達は同時に呼び出されたが、用件は別々らしい。
新しい部下か?それとも任務?…どっちも嫌だな。
思考を巡らせながら、ようやく首領室に着いた。
ドアの前に佇む構成員は、俺の顔を見ただけで、銃を下ろし道を開ける。
こういう時、人望があると便利だ。
「首領、織田と黒川です。入ります」
俺は普段から何も言わず入るが、律儀な織田はとても礼儀正しかった。
「ねぇエリスちゃん、ドレス着てよぉ!」
「イヤよ!絶対イヤ!!」
瞬間、聞こえてきた情けない声。
慣れた俺は、もう何も言わなかった。
「首領。ご指示に従い、参上しました」
……………マジか織田。
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とうもろこーん。(プロフ) - すーさん» ありがとうございます!!前作より劣化したかな、とか思いながら書いてたので、そう言って頂けるととても嬉しいです。今は新作の方で頑張ります!! (2022年2月16日 9時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
すー - めちゃめちゃ面白かったです‼︎もし続編出るようでしたら必ず読ませていただきますね…‼︎ (2022年2月15日 22時) (レス) @page50 id: bd90c5f980 (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこーん。(プロフ) - Yasi123さん» コメントありがとうございます〜!あまり自信がなかったので、満足して頂けたようで安心しました!応援もありがとうございます!! (2022年2月15日 10時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
Yasi123(プロフ) - 最終話、衝撃でした…でもとても面白かったです!私は続編が見たいという気持ちが強いですが、無理せずに頑張ってください! (2022年2月15日 9時) (レス) @page50 id: ea7056b992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とうもろこーん。 | 作成日時:2021年12月24日 21時