検索窓
今日:7 hit、昨日:9 hit、合計:27,409 hit

第四十五話 ページ6

翌日、俺と織田は森に呼び出されていた。








「なぁ織田。森から用件は聞いてるか?」








二人で首領室に向かっていた時、ふと気になって尋ねてみる。







「いや、俺は何も聞いていない」



「そうか…」








俺達は同時に呼び出されたが、用件は別々らしい。



新しい部下か?それとも任務?…どっちも嫌だな。







思考を巡らせながら、ようやく首領室に着いた。







ドアの前に佇む構成員は、俺の顔を見ただけで、銃を下ろし道を開ける。




こういう時、人望があると便利だ。









「首領、織田と黒川です。入ります」









俺は普段から何も言わず入るが、律儀な織田はとても礼儀正しかった。








「ねぇエリスちゃん、ドレス着てよぉ!」



「イヤよ!絶対イヤ!!」








瞬間、聞こえてきた情けない声。



慣れた俺は、もう何も言わなかった。









「首領。ご指示に従い、参上しました」



















……………マジか織田。

第四十六話→←第四十四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

とうもろこーん。(プロフ) - すーさん» ありがとうございます!!前作より劣化したかな、とか思いながら書いてたので、そう言って頂けるととても嬉しいです。今は新作の方で頑張ります!! (2022年2月16日 9時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
すー - めちゃめちゃ面白かったです‼︎もし続編出るようでしたら必ず読ませていただきますね…‼︎ (2022年2月15日 22時) (レス) @page50 id: bd90c5f980 (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこーん。(プロフ) - Yasi123さん» コメントありがとうございます〜!あまり自信がなかったので、満足して頂けたようで安心しました!応援もありがとうございます!! (2022年2月15日 10時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
Yasi123(プロフ) - 最終話、衝撃でした…でもとても面白かったです!私は続編が見たいという気持ちが強いですが、無理せずに頑張ってください! (2022年2月15日 9時) (レス) @page50 id: ea7056b992 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とうもろこーん。 | 作成日時:2021年12月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。