第七十二話 ページ35
「さしあたり、"黒の特殊部隊"といったところか。
けど、そっちは今は気にしなくていい。やはり、今危険なのはミミックだ」
「市内で起こった抗争に、芥川を筆頭にした武闘派構成員に向かわせたらしい。
だが、そう上手くはいかないだろうな」
「嗚呼。こちらは敵の長が使う異能すら分かっていない。分が悪すぎる」
何の情報もないまま対抗しようとしたのか?
そんな疑問が浮かぶも、太宰と黒川のことだ。凡人には理解し難い考えがあるのだろう。
「今朝、五大幹部会に招集され、ポートマフィアの全勢力を持って迎撃することが決定した」
「ついさっきも、芥川くんを含む部下達が奇襲をうけ______」
そこまで聞いて、こうしてはいられないとベッドから降りる。
枕元に置いてあった愛用の銃を装着し、靴を履いて立ち上がる。
「織田作?まさか行くのかい?」
「全勢力をもって迎撃するんだろう」
太宰は仕方なさそうに笑う。病室を去ろうとした俺を止めたのは、黒川だった。
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とうもろこーん。(プロフ) - すーさん» ありがとうございます!!前作より劣化したかな、とか思いながら書いてたので、そう言って頂けるととても嬉しいです。今は新作の方で頑張ります!! (2022年2月16日 9時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
すー - めちゃめちゃ面白かったです‼︎もし続編出るようでしたら必ず読ませていただきますね…‼︎ (2022年2月15日 22時) (レス) @page50 id: bd90c5f980 (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこーん。(プロフ) - Yasi123さん» コメントありがとうございます〜!あまり自信がなかったので、満足して頂けたようで安心しました!応援もありがとうございます!! (2022年2月15日 10時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
Yasi123(プロフ) - 最終話、衝撃でした…でもとても面白かったです!私は続編が見たいという気持ちが強いですが、無理せずに頑張ってください! (2022年2月15日 9時) (レス) @page50 id: ea7056b992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とうもろこーん。 | 作成日時:2021年12月24日 21時