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最初の夢 ページ1
コポリ
コポリ
何かの音がするなんの音かは分からない、だけれどこれが夢だということは分かる
夢を自覚している、それならば見たい夢を見ればいい、そう思っても景色は変わらない
私は今何かの容器に入ってその容器の外には何かのコンピュータ
それとオレンジ色の着物を着た小さな子の姿
《ねぇ、あなたは、だあれ》
その子にそう声をかけてみる、だけれど小さな子はこちらを見てくれない、私の事、見えていないのだろうか
なんだか、それはとても悲しい
小さな子はそのままどこかへと行ってしまった
あの子は誰なのだろう
……意識が少しずつ薄れていく、今日はここまでなのだろうか
また、会えたらいいななんて思ってしまうのは夢だから許されてもいいだろう
そうして夢から目が覚めた私はすぐさまに先程まで見ていた夢をこと細かく日記に書き出すのだった
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作者名:代覇(シロハ) | 作成日時:2020年7月6日 3時