裏切り者にはご注意を【おそ松さん】

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Aside




医療室へ向かう途中、送られていた私宛のeメール
チョロ松さんがここに来る少し前に気付き、内容を確認していた……



……トド松さんからだった







『いえ…ついさっき連絡来ましたけど……』



その事を告げると、ｼｰﾝと静まる部屋

ただ一人だけ…その事が信じられないとでもいうような顔をしていた



チ「！ どういう事！？

……内容は！？？」



『いえ……大した内容では無かったです

ただ一言…その……





今日の夕飯何〜？(裏声)……と』



チ、一「｢……は？｣」



『これです』



そう言って、送られてきたメールを見せる

そこには、間違いなく先ほど言った通りの事が書かれていた…



そのメールを見るなり頭を抱え出すチョロ松さんに、少しの罪悪感を覚えながら『(苦労人……頑張れ)』……そう思った




チ「ちょっと待って……トド松どゆこと？任務そっちのけで夕飯の心配？

最悪の場合も考えてたのに、このメールの感じ…明らかトド松だろ……」



ちょっと、おそ松兄さんに連絡取ってくるわ…と医療室を出ていくチョロ松さんの背中を見つめた







一「……Aさ、そんなんで誤魔化せたと思ってるの……？絶対チョロ松兄さんにもバレてたよ…それ」


手術服を脱ぎ、白衣姿に着替えた一松さんはポッケに手を突っ込んだままその言葉を発した……





『あ〜…やっぱり……無理がありました？




……ですよね』





十「…？……んん？？」




分かっていない様子の十四松さんを置いとき、一松さんに本当に送られてきたメールを見せる




一「……っ！


……ﾁｯ……めんどくせぇ…」



『なんで私にこんなメッセージを送ってきたんですかね……トド松さん……


こんな…』



《件名なし：A…兄さん達を信用しないで…



……" チョロ松兄さん "を見張って》






チョロ松さんがまるで裏切り者だと確信したような……


そんなメッセージを……

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