【ONEPIECE】いや俺ただの腐男子なんだが【白ひげ海賊団】

4話 ページ5

貴方side




それにしてもここの本屋奥に広いな....外から見ると結構小さめなんだが




因みにBL本を探し始めてからかれこれ1時間ぐらい経ったがまだ調べていない本は山ほどある。BLの収穫はなし。
未だに店主のおっちゃんは戻ってこないし泥棒入っても知らねぇぞ...




『........ん？』




人の気配がした為ふと入口の方に目をやると周りをキョロキョロと見回している真っ黒な服を着て深く帽子を被った男がいた、因みにケツアゴ。明らかに周りを警戒している。




いや怪しすぎて草




向こうから見たら俺は本棚で隠れているらしく、相手はこっちに気が付いていない様だ




周りに人がいないと確信した様子の全身真っ黒男は入口付近にあるレジ周辺を物色していると小さな金庫を見つけたようで またもや周りをキョロキョロと警戒しながら急いで立ち去ろうとしているのが現状




声掛けた方が良いのかコレ、正直言って面倒臭い。でも何もしなかったら何もしなかったで胸糞だよなあとか悶々としているとある事を思い出した




....俺BL本まだ見つけてないんだよな




最初に店主のおっちゃんと話した感じ普通に話聞かないタイプだし泥棒捕まえたらBLの場所ぐらい教えてくれる筈




よし、捕まえたろ




そう決心して動き出した途端近くにあった本に服を引っ掛けてしまいバサバサと大きな音をたてながら本が落ちる




『やべ』




全身真っ黒男はこちらに気付き一目散に外へ駆け出した




『くっそ逃げんなよ面倒臭ェ...』




Aはすぐさま全身真っ黒男を追いかける




....




【悲報】全身真っ黒男かなり足が速い
いや俺も割と足速いはずなんだけどな
一応旅をしてるだけあってそこそこの体力や強さはある。能力者でもあるしそこそこの強さはある筈
体力的には俺の方が上みたいで全身真っ黒はへばって段々足が遅くなってきている。...それでも速いが




こういう平和な所であんま使いたくないけど能力使うかなーとか考えていると全身真っ黒が角を曲がった為俺も角を曲がる




すると丁度いい所に全身真っ黒男とAの走る先には変な髪の生え方をした身長高めなイケメンが
バナナ栽培中とか？頭で？くそわろた世界には色々な人が居るんだねやっぱり
因みに俺的攻め




『おーいそこの高身長バナナ製造機さん、その全身真っ黒男捕まえてくれねえか』

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