どうしようもなく好きなんです。【 るぅと 】

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Root side





るぅ「 失礼します … 」





やばいやばい 、急がないと



あれ、ころちゃんの席ってここだよね 。





急いでスマホを取り 、教室を出ようとドアに手をかけた時

外側からドアが開いた









目が合った









くりくりな目



なめらかな白い肌



ほんのりピンクな唇



少し紅くなっている頬



ゆるく巻かれた髪の毛









可 愛 い









何かを考える前に その言葉がすぐに出てきて





ドクドクと鼓動が速くなる





心臓ってここにあるんだ って分かるくらいドキドキしてて





こんな気持ちになったのはじめて 。









「 あ 、ごめんなさいっ 」





恥ずかしそうにへらっと笑った





るぅ「 ごめんなさい ！ 」





やばい、やばい

何 この気持ち 。





頭がパンクしそう 。





僕は足早に教室を出て

ころちゃん達を追った 。









るぅ「 なに 、なんでこんな 、」









ドキドキするんだろう 、









ふと鏡に映った自分は顔が真っ赤で

なんだかみっともなかった 。

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