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「あの、しばらく休んだら、元気になりました。ありがとうございます!」


「だから…なんなのその敬語…。何でそんなによそよそしいんだよ…」


 まずい…!敬語は禁止だったのに、ついいつもの癖で喋ってしまった。思わず手で口を覆い隠す。


「オレを笑かそうとしてるつもりなの??」


「あっ、いや…ありがとー!タマー!」


 私は精一杯、『宮田俊哉』を演じた。いきなり他人を演じるというのは難しい。どうしても『私』が出てきてしまう。


「まぁ、いいや……」


 あまり深く突っ込まれなくてホッとした。この調子だと、ボロが出るのも時間の問題だなぁ。先が思いやられるよ…。


 玉森さんはテレビボードの引き出しを開けて、何かを探していた。そしてブルーレイのディスクを取り出して私に見せてきた。


「こないだ宮田が見たいって言ってた映画、TSUTAYAで借りてきたから、見ようぜー!」


「う、うん!!」


 DVDを見始めるものの、隣にいる玉森さんが気になって集中できない。映画よりも彼の綺麗な横顔を眺めていたい…。そんな欲求を必死に我慢しながら、画面を見ているふりをしていた。


 突然、玉森さんが私の膝に寝転がってきた。そしてスヤスヤと眠り始める。映画どころじゃないよー!横顔は凛としていて美しく、いつまでも見つめていたくなった。まつ毛はふさふさで、肌は透き通るように白くて、見ているだけで心が癒される。


「んー…みやたぁ…」


 寝ぼけているのか、寝言を言ったまま私に甘えてきた。


 この時、脳内の辞書から『可愛い』以外の言葉が消えてしまって、『可愛い』という言葉しか発せない症状に陥ってしまった。可愛すぎて、身体が爆発しそうだよ…。


 宮田さん、こんな猫みたいな甘え方されて、よく心臓が持つなぁ。この可愛さは驚異的な破壊力だよ…。いつもこういう事されてるから慣れっこなのかなぁ。余計に羨ましい…!!


もうこれ以上の幸せはないんじゃないのかと思うほどの幸せを感じて怖くなった。


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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 玉森裕太 , 宮田俊哉   
作品ジャンル:タレント
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ちゃぴまろ☆(プロフ) - たまちゃんさん» みやっちになって、たまちゃんにこんな事されたいなぁ~って願望を爆発させてます(笑)デレたまちゃん萌えますね(*^^*)でもデレたまちゃんを至近距離で見たら心臓もたないですよねw (2014年4月16日 20時) (レス) id: 399a94e98e (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - でた〜デレてる玉ちゃんカワユスね〜。みやっちうらやましいぞ〜。でも中身のヒロインチャン大変だ〜 (2014年4月16日 12時) (レス) id: 6b828e5d7b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃぴまろ☆(プロフ) - たまちゃんさん» コメありがとうございます♪ドキドキするようなお話になるように頑張ります(^^) (2014年4月8日 21時) (レス) id: 399a94e98e (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - なんかどうなるのかたのしみですね〜。 (2014年4月8日 4時) (レス) id: 6b828e5d7b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃぴまろ☆(プロフ) - 玉さんさん» 早速のコメントありがとうございます!私も宮田と入れ替わってみたいなぁと常々思っているので(笑)こんな話を思いついちゃいました♪頑張って胸キュンできるようなお話にしたいと思います☆ (2014年4月7日 21時) (レス) id: 399a94e98e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まろ | 作成日時:2014年4月6日 21時

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