宮っちになりたい！【Miya×Tama】

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　気が付くと、私はベッドの上に寝ていた。布団がふかふかで、とても気持ちがいい。ふんわり優しい香りに包まれて、まるで雲の上に浮かんでいるような気分。ふと横を見ると心配そうな顔をした玉森さんがいた。私が目を覚ましたのに気付いたのか、目を大きく見開いた。


「大丈夫？？いきなり倒れたから心配したよ…！」


　玉森さんは顔を真っ青にしていた。心配させちゃったかな。まぁ、倒れた原因はアナタにあるんですけれどね。


「ごめんなさい…」


「最近忙しかったし、疲れてるみたいだから、ゆっくり休んだ方がいいよ」


　優しいトーンの声が心をふんわりと包み込んでくれる。本当は体調なんて悪くないし、興奮のしすぎで倒れたんだけど…。でも彼の優しさが嬉しくて、甘えたくなった。


　宮田さんはいつも、こんな風に優しくしてもらえてるのかな？愛されてるなぁ…。幸せな気持ちと、羨ましい気持ちで複雑だった。


　彼は私を愛おしげに見つめてくる。その瞳の優しさに、身体が熱くなってきた。ゆっくり休んでと言われたから眠ろうかと思ったけれど、玉森さんに見つめられていると、ドキドキして眠れそうにないよ。彼のせいで余計に体調がおかしくなりそうだよ…。



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