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オ「A」
『泊まらないわよ』
ずももも……とオペラ君に圧をかけられても、きっぱりと断る。下心が見え見えなのよ!!
イルマ君を挟み、カバディ状態で説得を試みていると、オペラ君はイルマ君の両肩に手を置いた。
オ「イルマ様ももっとAと話したいですよね？」
イ「えっ、えーっと……できるなら…もっとお話したい、です……」
くっっ……いやいや、惑わされないんだから!!オペラ君め…可愛い可愛いイルマ君を利用しやがって……。
イ「A先生……」
『ｳｯｯ』
ダメよ、流されちゃダメダメ……。
ギュッと瞑っていた瞼を恐る恐る開けてみれば、目の前には瞳を潤ませた天使がいた。
イ「ダメ、ですか…?」
『いいよォ!!!!!』
気づけばイルマ君の手を取っていた。
だってしょうがないじゃないか、こんなに可愛い子のお願いよ？断れるわけないじゃないッッ!!
オ「では早速Aは私と入浴ですね」
『は？』
オ「行きますよ」
『なっ、はっ!?ちょ、いやあああああああ!!イルマ君助けてぇぇぇぇぇぇ!!!!!』
イ「えっ!?」
ニットの襟を掴まれて、ズルズルと引きずられながら浴室に連れ込まれる中、必死にジタバタと暴れてイルマ君にも助けを求めた。
オ「大丈夫ですよイルマ様。私達は"オトモダチ"ですから、お風呂くらい一緒に入ります」
イ「えっ、そうなんですか…!?」
『違う違う違う!!オペラ君子供相手になんて卑猥な…っ』
オ「Aは照れてるんですよ。心配無用です」
『離せこの変態!!イルマ君に嘘を吹き込むんじゃな…!?むぐぐ…』
オペラ君の口からスラスラと発される虚言に負けじと叫んでいると口を抑えられ、再びズルズルと引きずられ始めた。
『んー!!んーんー!!ん"ーーー!!!!!(違う!!本当に違うの!!お願いイルマ君助けてーーー!!!!!)』
オ「ふむ、"わーいオペラ君とお風呂嬉しいなー"…と言っています」
イ「分かるんですか!?」
オ「ええ、私とAは愛し合っていますからね」
『ん"ん"ー!!(嘘つけこの変態!!)』
オ「では我々はゆっくりと2人の時間を楽しんできますので、イルマ様も早くお休みになって下さい。明日も早いですからね」
イ「はっ、はい!じゃあお2人とも…ごゆっくり!」
『ん"っ!?』
曇りなき眼でそう言ったイルマ君は、自分の部屋へと戻って行った。……待って、あの子疑うってこと知らないの!?
恐る恐るオペラ君の方を見れば、パタパタとしっぽを揺らしていた。
オ「優しくしますよー(棒)」
『いやああああああああああああああ!!!!!』
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らい(プロフ) - 寝子／猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (
レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - オペラさんてぇてぇなぁ！！私もエギーちゃん撫でたい！ (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます！大好きです！それでは、最後に…はよくっつけ！ (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年9月18日 23時
