38 ページ39
『え、何…なんか眩し…っ』
シチロウ君が倒した魔獣が突然光り出したかと思えば、他の所からも光が集まって、手で覆っていた目を開けてみれば、そこには先ほどよりもどデカい魔獣がいた。
「「「『ッえーーーーー!!?』」」」
シ「みんなっ後ろに‼︎」
『下がって‼︎危険すぎる‼︎』
子供達を後ろに下がらせ、魔獣が放つ光線を防ごうと構えていると、誰かに腰を引き寄せられた。
しゅうぅぅ…と音が鳴り、煙が消えて視界が明瞭になってくると、私を抱き抱えているのがオペラ君であったことに気づく。
イ「アメリさん!オペラさんも‼︎」
オ「ご無事ですか」
『アザゼルさん⁉︎…どうしましょう、綺麗な手が…ちょっと待ってて、すぐに治すわ』
アメリ「えっ⁉︎…あ、ありがとうございます……」
生徒会長である以前にアザゼルさんは年頃の女の子だ。綺麗な手が傷ついたままではいけないと思い、すぐに手を握って治療する。
『…よし、これでかんぺk「私は治療してくれないんですか?」…ギィヤアアアアアアアアア!!!!』
アザゼルさんの治療を終えた途端に後ろからオペラ君に抱きつかれ、全身が粟だった。…この…っ、今真面目に治療してたのに…‼︎
『ちょっ、離して‼︎今それどころじゃ無いでしょ‼︎というかどうしてここに…⁉︎』
オ「Aが怪我でもしていたらと思うと心配で…愛の力ですね」
『嘘つけ‼︎この脳味噌下半身変態セクハラ野郎‼︎』
「「「ングッフwww」」」
『サブノック君、アスモデウス君、シチロウくん‼︎笑ってないで助けて‼︎…あんっ⁉︎』
ぐぎぎ…と抵抗していると腰をいやらしく撫でられ、思わず変な声が出てしまった。…子供達の前で破廉恥な…っ‼︎
『オペラ君‼︎子供達の前でいやらしい事しないで‼︎』
オ「おや、では誰にも見られない所でなら良いんですか?」
『そういうことじゃな……あ、やだ……やめれ!!!!』
服の中に手を伸ばされ、あと少しで下着の留め具を外されそうなところをバチんっ‼︎と思い切り手を叩いて阻止する。やめろって言ってんだろうが‼︎
『魔獣倒さなきゃでしょ⁉︎緊急事態で…しかもお昼から……ばっかじゃないの⁉︎』
隙をついてオペラ君の腕からすり抜け、シチロウの後ろに回ってシャー!!と威嚇する。……それでもオペラ君は手をワキワキさせているが。
オ「何を可愛らしいことをしているんですか抱き潰しますよ」
『……それ以上近づいたら殺す』
87人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らい(プロフ) - 寝子/猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - オペラさんてぇてぇなぁ!!私もエギーちゃん撫でたい! (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます!大好きです!それでは、最後に…はよくっつけ! (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らい | 作成日時:2023年9月18日 23時