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『こっちの方が手っ取り早いからね。私の使い魔に運んで貰いましょうか』
リ「えっ!?Aちゃん先生の使い魔!?」
ジ「運んで貰うって…とんでもねぇ使い魔なのか…!?」
ガ「気になるでござる〜!!」
カムイ「雌でしょうか…!?」
わくわくと瞳を輝かせる子供達には申し訳ないけれど、そんなに期待されるほどすごい使い魔でも無いのよね……。
『うーん、あんまり凄くないわよ？とても有能な子ではあるけど。だって私の使い魔は……』
ボフンッ……
「ﾌｧ?」
『ファルファルだもの』
「「「「……え？」」」」
ジ「はっ!?ファルファルなの!?」
リ「クラリンと同じじゃん!!」
ガ「手懐けるのが難しいって噂の……!?」
カムイ「分かりませんなぁ…」
『ちなみに名前はドMね』
「「「「ドM!?」」」」
久しぶりに召喚した私の使い魔、ドM。
なんだかすごいパワーワードな気もするが、この子自体がこの名前を気に入っているからなぁ…。
『よし、それじゃあ私を乗せて遊園地を駆け回りなさい』
「ファル!!」
四つん這いになったドMに腰掛ければ、頬を桃色に染めて全速力で駆け出した。……うん、やっぱり良い子♡
「「「「えぇ……(困惑)」」」」
ドドドド……
『あ、そこ右に曲がって』
「ﾌｧ」
元気に駆け回るドMに乗って次々に建物の損壊を直していく。結構ド派手にやられているので、魔力の消耗が激しい……。
『他の子供達はどこにいるのかしら……あ！』
視界に入ったのはシチロウ君のチーム。アスモデウス君とサブノック君がボロボロなのは気になるけど……とにかく、無事でよかった。
『おーい!!みんな〜!!』
シ「A先輩!」
イ「あ、A先生…って、ファルファル!?」
アズ「ウァラクと同じだ……」
サ「うむ、しかしとてつもなく従順だな」
シチロウ君のチームに合流できたのでドMに降ろしてもらい、一番ボロボロのサブノック君の頬を両手でベチン‼︎と挟む。
『どうしてこんなにボロボロなの⁉︎背中もすごい火傷だし、服も破れて…』
サ「かたじけない…」
『アスモデウス君も‼︎魔力も体力もほぼ無いじゃない!』
アズ「も、申し訳ありません…」
しゅん…とする少年2人をチャチャっと治し、ぐるりと振り返ってイルマ君の方を見る。
『イ〜ル〜マ〜く〜ん?シチロウ君から聞いたわよ、だいぶ無茶をしたみたいね？」
イ「あっご、ごめんなさい…」
『はぁ…。ほら、体力回復してあげるから君もこっちにいらっしゃ…うわっ⁉︎』
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らい(プロフ) - 寝子／猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (
レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - オペラさんてぇてぇなぁ！！私もエギーちゃん撫でたい！ (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます！大好きです！それでは、最後に…はよくっつけ！ (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年9月18日 23時
