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リ「聞いてよAちゃん先生〜‼︎」
ジ「カルエゴ先生に家庭訪問の仕返しで終末日の課題倍増されたんだけど‼︎」
『…それはまた御愁傷様』
リ「なんでそんなに冷たいんだよ〜!」
『呑気に魔茶しばいてる君達にこれ以上私が慰める必要がある?』
波乱の家庭訪問のせいで課題が倍増されたと何故か私に泣きついてきた
リ「…あ、そういえばAちゃん先生家庭訪問の時ワンピース着てたよね?」
ジ「すっげー可愛かった‼︎」
『……君たち、教師を口説く暇があったらもっと勉強しなさい‼︎』
軽くチョップをお見舞いしてやれば、余計にだる絡みしてきた。……懐いてくれるのは嬉しいけれど、後が怖いのよ……。
『座学なんて勉強するだけよ?無駄な体力も使わないし』
リ「座学とか難しーもん!この前のテストもなんとか赤点は回避したけど…」
ジ「次のテストもちゃんとできるかな…」
『ん〜…だったらその時は私に頼れば?私一応ここの卒業生だし。首席だったし』
「「……えええええええええ⁉︎」」
さらっと学生時代の事を話せば、2人は驚いて椅子から転げ落ちそうになっていた。そういうところは子供らしくて可愛いわね…。
リ「えっ、Aちゃん先生首席だったの⁉︎」
『ええ、ちなみに入学時の
ジ「軽すぎでしょ‼︎」
リ「え〜…じゃあさ、これからも美術室寄ってもいい?」
『いいわよ?気軽においで』
ジ「まじ⁉︎毎日行く‼︎」
『毎日…毎日、ねぇ……』
リ「?、何かまずいこと言っちゃった?」
毎日ここに来られるとなぁ……誰かさんが会いに来た時にどうやって弁明すればいいかしら……。…いや待てよ、そもそも彼に弁明する必要なんて無くない?
『……いいえ、何でもないわ。いつでもいらっしゃい』
「「しゃああああああああああああ」」
『……さて、』
腕時計をチラと見れば、そろそろ休み時間も終わる頃。
『もう授業始まるわよ、早く教室に戻りなさい』
「「えぇ〜」」
『"ええ〜"じゃない‼︎…しょうがないわね、今度来た時はお菓子も用意してあげるから…』
「「失礼しました〜‼︎」」
『…ふふ、廊下は走らないでよ〜?』
2人の可愛い子供達を見送った後、私もつけたままの作業用エプロンを外して軽くお団子にしていた髪を解いた。
『…よし、散歩しよ』
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らい(プロフ) - 寝子/猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - オペラさんてぇてぇなぁ!!私もエギーちゃん撫でたい! (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます!大好きです!それでは、最後に…はよくっつけ! (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らい | 作成日時:2023年9月18日 23時