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『……カルエゴ君、やっぱり私は外で待機しててもいいかしら?』
カ「……構いませんが、体を冷やしますよ?」
『オペラ君に捕まるよりマシよ!!』

サリバン家の前で2人、共通の悪魔に会いたくなさすぎて項垂れる。

ここまで補佐として頑張って来たけれど…ココだけは絶対に入りたくない……。

『……よし、じゃあ私はウァラクさんの家でカルエゴ君がしたように、敷居に足を踏み入れたら出ていくわね』
カ「分かりました…私は面談があるのでさっさと粛に済ませてきます……」
『……健闘を祈るわ』


顔を見合わせてよし、と頷きドアをノックすると、イルマくんがにっこり笑顔で出迎えてくれた。

イ「いらっしゃいませカルエゴ先……せ?」

ひょーい、とイルマくんを軽々と持ち上げたカルエゴ君に私の可愛いイルマくん(天使)は戸惑っていた。

カ「理事長はどこだ?さっさと案内しろこのままでは()が来……」
オ「やぁカルエゴ君」
カ「!?、オペラッ…先輩」

ドアの隙間をそーっと覗けば、カルエゴ君がオペラ君に絡まれている最中だった。……あぁ、ご愁傷さま……。

イ「お二方って先輩後輩なんですか!?」
オ「はい、仲良しですよ……おや」

ドアの隙間からカオスと化したやり取りを覗いていると、オペラ君の耳がピーンと立った。

オ「Aはどうしたんですか?」
イ「えっ?A先生?」
オ「補佐役として今日はカルエゴ君と一緒に行動していたはずですよね?何処にいるんですか吐きなさい」
カ「ぐっ……」

胸ぐらを掴まれて前後に揺らされているカルエゴ君を見て、私はただただ見守るしかできなかった。……ごめんねカルエゴ君……。

イ「あ…A先生!!」
『え"』

ドアの隙間からイルマくんと目が合ってしまった。…ま、ままままずい。

見つかってしまった、と焦る中、嬉しそうにパタパタとしっぽを揺らしてこちらへと向かってくるオペラ君が視界に入ったのでスっと足を踏み出して敷居を跨ぎ、くるりと回れ右をする。

『…訪問したので帰るわね』
オ「何処に行くつもりですか」

コンマ2秒後に捕まった。

『いやああああああああああああああ』
オ「今日は可愛らしい格好をしていますね、脱がすのが楽しみです」

家庭訪問だからしっかりした服装を、と思って白いワンピースなんか着て来るんじゃなかった。

後ろから抱きしめられながらヒラヒラとスカートを弄ぶオペラ君に、私はそのままズルズルと引きずられて面談に同席する事になってしまった。

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らい(プロフ) - 寝子/猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - オペラさんてぇてぇなぁ!!私もエギーちゃん撫でたい! (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます!大好きです!それでは、最後に…はよくっつけ! (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2023年9月18日 23時

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