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サ「…一つ、質問しても良いか」
『どうぞ?』
スッと手を挙げたのはサブノック・サブロ君という生徒だった。確か教師に喧嘩売ったって噂の……あ、今はちゃんと反省してるんだっけ?
サ「名前を聞いてピンと来たのだが、もしやヌシ…あの稀代の天才芸術家、Aか?」
「「「「「え」」」」」
『て、天才だなんてそんな…まぁ一応、展覧会は開かせてもらってるけど……』
「「「「「「えええええええええ?!!?!??」」」」」」
天才だなんて言葉に照れていると、生徒たちは驚いたように目を見開いて叫んでいた。
ジ「インタビューでも素顔公表してなかったからどんな悪魔かと思ったら…」
リ「あの天才芸術家のAがこんなどえれぇ美女だったなんて…」
『いやいやそんな…褒めすぎよ…』
ここまで褒められるとなんだか照れ臭いな……。
イ「あ、あのっ‼︎僕達…これから美術の授業があるんですか…⁇」
『あら…ごめんなさいね、ちゃんと説明してなかったわ』
イルマ君の質問で思い出した。…そうだった、挨拶と一緒に私が戻ってきた理由をこの子達に説明しなきゃいけないんだった。
『実は…理事長命令で
イ「おじいちゃんが?」
『うん。バビルスに
イ「な、なるほど…?」
『君達
生徒達にそう言ってウインクして見せると、ワクワクした表情で笑ってくれた。…あらやだこの子達もしかして天使⁇
カムイ「麗しいレディに授業について質問よろしいでしょうか⁉︎」
『お!どんどん聞いて頂戴‼︎』
カムイ「ヌードは描きますか⁉︎」
興奮気味に質問して来たカイム・カムイ君。…ほう、なかなか大胆な子ね……‼︎
ジ「お前っ‼︎A先生に何言ってんだ‼︎」
リ「そりゃ男なら期待しちゃうかもしんないけどさぁ⁉︎」
ガ「授業すら受けさせてくれないかもしれないでござるよ⁉︎」
カムイ「私は美術に強い興味があるだけで…ンギェッ」
『はーいストップストップ‼︎』
カムイ君を足蹴にしている子供達を宥め、質問に答える。
『ヌード?そうね…生徒が描きたいものはなるべく描かせたいから、私でよければモデルするわよ?』
「「「「「っしゃああああああああああ!!!!」」」」」
カ「粛に‼︎」
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らい(プロフ) - 寝子/猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - オペラさんてぇてぇなぁ!!私もエギーちゃん撫でたい! (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます!大好きです!それでは、最後に…はよくっつけ! (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らい | 作成日時:2023年9月18日 23時