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その日の夕食は賑やかだった。

私の周り以外

(まぁさすがに柱に軽々しく話しかける隊士なんか居ないか)
私が口を開けばきっと今の賑やかな空気も消えてしまう。稽古中の食事は極力黙っておこう。
そう思い箸を進めていると
「おい!雪女!」
と目の前に隊士が立ち私(?)を呼んだ。
「何、伊之助」
声から伊之助って分かったけどこの前と違って猪被ってないから驚いた。すごい綺麗な顔してるな伊之助。
「明日俺と戦え!!」
私を指差してそういう伊之助
「…いいけど」
どうせ私が勝つ。だけど自分の実力をはかるのに誰かと戦うのはいい事だと思うから
「お前みたいな細いやつに負けるわけねぇ!」
伊之助がそういうと賑やかだったその場が一気に静まり返った。
「伊之助!!!ごめんなA、Aが強いのは皆分かってるんだ。伊之助の言ったことは気にしないでく「そうだね。確かに私見た目は弱そうだと自分でも思う」
私が立ち上がり伊之助に歩み寄り
「でも、ここにいる誰よりも私は強い。人は見た目じゃないんだよ」
「明日、証明してあげる」
そういうとその場は本当に静かというか凍っているかのような雰囲気になった。
「さて、空気を悪くしてすまないね。私はもう部屋に戻るから君たちはゆっくりご飯食べてて」
そういって部屋から私が出れば伊之助に何かを言う炭治郎と善逸の声が聞こえた。
別に気にしてないからいいのに


「A」
自分の部屋の扉を開けばそこには無一郎がいて
「無一郎、来てたのね」
と私が声をかければ
「うん。随分賑やかみたいだね」
そう答えて私の方へ歩いてきた
「今日から隊士に稽古をつけることになったから、こんなに賑やかなうちの屋敷は初めてかも」
私がそう微笑むと
「そう。ねぇA無理はしないで、Aが倒れたら元も子もないんだから」
そういい私の体を抱きしめた
「うん、ありがと無一郎」
結婚してから私と無一郎の距離感は近くなって、多分私は無一郎が好きなんだろう。恋とかしたことないから分からないけど。
だって一緒にいて幸せなんだからきっと無一郎の事を愛おしいって思ってるはずなんだから

抱き合う私達を窓から差し込む月の光が照らした

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
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莉菜 - とても面白いです!これからも作者様の作品を見させていただきます! (2020年9月28日 19時) (レス) id: 5ef1823fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 桜さん» 初コメありがとうございます!!わー!嬉しいです…!!これからも楽しんでいただけるように頑張りますね!! (2019年11月26日 16時) (レス) id: e46ce03724 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメさせていただきます!とても面白いです!これからも頑張ってください! (2019年11月26日 16時) (レス) id: 21491b69d7 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 白河さん» なるほど…!貴重なご意見ありがとうございます!参考にさせて頂きます!! (2019年11月26日 8時) (レス) id: e46ce03724 (このIDを非表示/違反報告)
白河(プロフ) - 句読点や改行が少なく、文が詰まっていて少し読みづらい印象を受けます。もう少し全体的に余裕を持たせて書いてみては如何でしょうか。 (2019年11月25日 3時) (レス) id: 9608ee8c09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月7日 6時

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