. ページ36
yside
「んっ…」
「もうちょっと我慢してね。」
腕の痛々しい傷を包帯で巻いてあげる。
「今すぐやめろとは言わないよ。ちょっとずつ減らそう?」
すぐ辞められるならこんなに傷増えてないだろうし、みっちゃんがきつくなりすぎて切っちゃってるわけだから、無理にはやめさせない。
けど、仕事もあるし、傷が消えなくなる前に少しずつ少しずつ減らしてほしい。
「うん…ごめん…」
「謝んないの。」
.
.
.
.
みっちゃんがお風呂貸してくれたからお風呂を借りてリビングへ戻った。
「どうすっかな〜」
太輔に連絡しようかどうか悩んでた時…
ガチャ
「?」
「…はっ、はあっ…ひっく、ひっく…」
「あらら、苦しくなっちゃった?」
フラフラで俺の元に来たみっちゃん。
「、っ…はぁっ、はぁっ…ひっ、」
抱きしめて背中をさすると伝わってくる熱。
やっぱり出たか…
「ゆっくり、ゆっくり。」
「んっ…ひっく、はっ…はっ、」
「泣いたら余計苦しくなっちゃうよ?」
しんどい上に苦しいもんだからみっちゃんの目から涙がこぼれ落ちる。
.
.
.
.
.
.
「ベッド行こう?」
「やだ……」
「俺いるよ?」
「…行く」
ベッドに横にするとやっぱりしんどそうで、目がうるうるしてる。
みっちゃんがウトウトし始めてそろそろ寝るかなというところで寝る前に体温計を挟んだ。
「38度…」
これ絶対きついだろ
「…ぁ」
「ん?どうした?」
「……たぁ」
「太輔、明日帰ってくるよ?」
「…ぐすっ…たぁすけっ……ひっく」
「早く寝たら太輔いるかもよ?」
「やっ…たぁすけ、ひっく、俺、いらない、っ、ひっく…ひっく…」
「みっちゃん、そんなこと絶対思ってないよ」
「やだよっ…たぁっ…」
537人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
♪りぃあ♪ - めろんぱんさん» こんばんは♪ 新作作りました!ただ私は学生なんで、更新は絶対亀になるかもです… 俺足達のくれいじーえぶりでいっていいます! いつも宣伝ばかりすいません! めろんぱんさんは青春してますか? (2018年4月26日 23時) (レス) id: 1c5cf2a2e4 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - ♪りぃあ♪さん» こちらこそです! (2018年4月26日 21時) (レス) id: a8a01c9015 (このIDを非表示/違反報告)
♪りぃあ♪ - ありがとうございます!(;∀;) 嬉しいです!これからも宜しくお願い致します!(*∂ω∂*) (2018年4月22日 11時) (レス) id: 1c5cf2a2e4 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - ♪りぃあ♪さん» 是非♪♪ (2018年4月21日 23時) (レス) id: a8a01c9015 (このIDを非表示/違反報告)
♪りぃあ♪ - またまたすみません! 私めろんぱんさんと友達になりたいです!よろしいですか? (2018年4月21日 23時) (レス) id: 1c5cf2a2e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めろんぱん | 作成日時:2017年8月5日 12時