一泡吹かせる19回戦 ページ20
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『場地さぁん！可愛いはヤバくないですか？今日命日ですか？』
「おー、良かったな。」
『もうちょっと私に興味持ちません？？』
「無理」
『即答ですか。』
目を閉じれば、千冬のさっきの言葉がリピートされる。
化粧しなくても可愛いじゃん？
あー、千冬に殺される―。
『でも、あんなにサラッと言われると意識されてないんだなってなる…。』
現在場地さんにいろいろ相談中である。
私のことも千冬のこともよくわかっている場地さんはとてもいい相談相手なのだ。
『あー、もうこんなに好きなのにィィィィ！！！』
「相談するのはいいけど、髪をいじるな。」
『だってサラサラ…』
「理由になってねぇわ。」
なんだかんだ言って相談に乗ってくれる場地さんは優しい。
千冬に彼女ができたって時も慰めてくれた。
たまに辛辣だけど、本当にしんどい時は傍にいてくれる。
そんな人だ、場地さんは。
『なんで意識されてないのかな…。』
「さっきのを千冬本人に伝えたら一発だろ。」
『そーんなことできたら今頃こんなことしてないですよー！今頃ラブラブだっ！』
「へいへい」
はぁ、とため息が出る。
私のため息にずっと雑誌を読んでいて場地さんが視線をあげた。
すると、頭に場地さんの手が乗っかる。
「お前の素直な所は俺も好きだけどな。」
『場地さん…。』
うわ、珍しいな。
場地さんがこんなこと言うなんて。
明日は嵐確定じゃん。
『私には愛する千冬がいるのでごめんなさい。』
「告ったわけじゃねぇわバカ。」
『場地さんよりバカは見たことないです。』
「喧嘩なら買うぞ。」
場地さんと話す時間は私も嫌いじゃないな。
いじりがいがあるとか言ったら殺されそうだけど。
なんか包容力があるよね(？)
「とりあえず好きっていえばいいじゃねぇか。家近いし、アレにも邪魔されねぇだろ。早くしねーととられるぞ。」
『そうですね…。』
まぁでも怖いっちゃ怖いよなぁ。
やっぱり浮かない顔になる。
「…頑張れよ。」
『ありがと、場地さん！！』
そんな私の気持ちを察してか、場地さんがちょっと笑って言った。
こういう所なんだろうな、千冬が憧れんの。
・
「俺もできることはすっからよ。」
『うわもう、場地さん大好き！千冬の次に！』
「殴るぞ。」
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むーこ - 場地さんのイケメンが炸裂しまくっている、、、、！悪女ちゃんまで幸せにできる夢主ちゃん、最高です！ (12月29日 18時) (
レス) @page50 id: 612ac16389 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 場地さんがカッコ良すぎる！好きな人の恋愛相談乗るのきついでしょ（知らんけど）まじイケメン...千冬は笑えるw (2023年2月25日 10時) (レス) @page50 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 月夜さん» いや、本当それなです…。場地さんマジでカッコよすぎて死にますね…。コメントありがとうございます！ (2022年3月31日 20時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 場地さんがイケメン過ぎて死ぬ (2022年3月31日 13時) (レス) @page49 id: 85781a1d6e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 東リベ推しさん» コメントありがとうございます！場地さんにはイケメンでいて欲しいという作者の希望です。笑 (2022年3月28日 17時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2021年8月29日 20時
