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＿＿＿＿ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
学校から帰ってきてしばらく家のチャイムが連打される。そんなに鳴らさなくても聞こえてるよ。今家に僕しかいないから、恐る恐る確認すればそこにはAが立っていた。
「…A、なんで」
『何でじゃない！！！！』
いつも明るくて笑ってるAが、顔をぐしゃぐしゃにして泣いていて僕を睨みつけた。
『何で！最近可愛くなるためにめちゃくちゃ頑張ってるのにあんな反応薄いの！！！男子校で私しか女の子知らないから、他に可愛い女の子に話しかけられたら乗り換えるわけ！？』
「僕そんなこと一言も…」
『さっき話しかけられてた女に言われたの！！！釣り合ってないって！だからいっぱい頑張ってたのに！！何で何も言ってくれないの！！！今日のデートの断り方もさ！！なにアレ！予定あるとしても傷付くだろあんなの！！！』
Aは子供みたいにわんわん泣いて、僕にそう叫ぶ。僕を睨んでたその目が一瞬悲しそうに揺れたかと思えば、今度は俯いてしまう。
『…どうやったら、剣持の隣に自信もっていられるか分かんないんだもん。こんなこと思うのも嫌だし、こうやって当たっちゃうのも嫌だし、何で剣持が私なんか好きになったのかも分かんな…』
気が付いたら僕はAの頭を引き寄せて抱きしめていた。
何だよ、全部僕のせいじゃん。全部僕のためにしてくれてたことだったのに。余裕なくて不安にさせて、Aのことすきなのに。
「…僕、てっきりAは陽キャに染まってんのかと思ってた」
『は…？』
「…いやだって！なんか、急に可愛くなるから…。僕がそう思うんだから他の奴もそう思うだろ。おまけに何かやたらと男の話するし、今までそういうの無かったのに」
要は嫉妬してた…と素直に白状する。好きな恰好してほしいし素直に可愛いと思ってたけど、僕じゃない所に行ってしまうのが嫌だった。こういうことを思ったのは初めてで自分でも戸惑う。そうでしたか…と急に敬語になるAを見て、お互いに不器用なんだなと思った。
「ごめん、いっぱい不安にさせて」
『…私こそ、めっちゃ暴走してごめん』
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ちょこれーと(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます！少しずつ解像度あげて書けるように頑張ります！ (3月7日 21時) (
レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
しき(プロフ) - ﾋ-ﾛーまってます！ (2月28日 20時) (レス) @page39 id: 3ca2ff76bf (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 征狐さん» コメントありがとうございます！正直メンタル終了してたことが多々あったので、ゆっくり休みます…。ありがとうございます！！ (2月12日 15時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - 合格おめでとうございます！今まで大変だったと思います、ゆっくり休んでくださいね…✨ (2月12日 15時) (レス) id: 884f1b32a5 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - ちょこれーとさん» 私なんかの小説を！？ありがとうございます！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2月10日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2024年1月2日 15時
