19、ぱんけーき ページ19
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お星さまが赤色にっ…!
ありがとうございます!
あと、関係ないですが日曜日にFree!の映画見てきました。
終始泣いてました。9年間お疲れ様って感じです。
コナンも行くから待ってろよ松田さん!
以上作者の近況報告★
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『ん〜、おいしー!』
「…そりゃ良かったわ」
ボーリングの後に連れていかれたのは、小さなカフェだった。
確かに店舗は小さいが、仲はたくさんの客…特に女子高校生でにぎわっている。
この店で1番人気らしい苺のパンケーキを頬張る彼女にそう言うと、
俺もとりあえず頼んだガトーショコラを口に運んだ。
『…………』
「なに」
『へ、あ、別に!』
結構うまいじゃん、などと思っていると、Aから視線を感じた。
俺というより目線は俺のケーキらしい。
…ふーん、なるほど。
「欲しいの?」
『いや、違う!このお店のガトーショコラはパンケーキくらい人気でちょっと食べてみたいとか全く思ってないから…!』
「めちゃくちゃ食べたいんじゃん」
俺がそう言うと、Aは口ごもった後コクリと頷いた。
そういえば、スイーツ好きって言ってたな。
「ん」
『えっ、』
「欲しいんだろ?一口やる」
『でも…』
俺はAの前にフォークに刺したガトーショコラを差し出した。
俺は言うほど甘いモン好きじゃねーし。
さっさと食えよオーラを醸し出してみるが、Aは固まったままだ。
いらねーのかよ、とフォークを引っ込めようとすると
少し赤くなった彼女がボソリと言った。
『それ、蘭くんのフォークだから、間接キス…になっちゃうけど…』
「…は?」
『あと、あーんは恥ずかしい…です…』
…全く気にしていなかった。
そうだわ、この人恋愛経験皆無の超絶ウブじゃん。
そうと分かれば、湧いてきたのは意地の悪い気持ちである。
「知るかよ。おら、さっさと食え」
『っ、分かったよ!』
俺が戻しかけたフォークをまた押し付けると、
もう吹っ切れたのか真っ赤な顔のAが口を開けた。
ぎゅっと目を瞑っていて、ちょっと面白い。
彼女の口にガトーショコラが入る直前、俺はクイっとフォークの向きを変えた。
『えっ、』
「あげるかっつーの。パンケーキもうまいじゃん」
『ひどい!私のいちごが!!』
こういうのは、俺の性に合ってる。
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トめAと@カド松(プロフ) - ちょこれーとさん» え、うれしいヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。 頑張ってくださいね! (2022年8月1日 18時) (レス) id: 1997f03d67 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - トめAと@カド松さん» もうすぐ完結の予定です!あと、イラスト拝見したことがあります!!めっちゃ上手ですね!! (2022年8月1日 16時) (レス) @page38 id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - きゃー!!いい展開になってきたー!! (2022年8月1日 7時) (レス) @page38 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - ゆきみ大福さん» あっ、マジですか!?苗字でも名前でもよくありますもんね!被っちゃってすみません…!笑 (2022年7月31日 22時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ大福 - おぉう…私したの名前みなみw (2022年7月26日 11時) (レス) @page2 id: 0b7a4ff9a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこれーと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時:2022年4月6日 12時