俺に関わってくれた人へ。

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side Akito





桃「次やでっ、トモくん！！」


赤「そやなぁ！！」






大会当日。


早起きの大毅が朝早くから並んで取った、めっちゃ前のめっちゃど真ん中の席で、大興奮の２人。




ほかの学校もなかなかの強豪校で、ファンなんかもおって。






『きゃああああっ！！』




と思ったら、トモの学校にもかなり多くのファンがおった。(笑)


トモ推しも多かったなー。







桃「来た来た！！トモくんっ！！」


赤「うわ、オーラやべぇな」





よう俺たちからこんな子産まれてきたわ

なんて思うくらいのレベルのダンス。




奥さんも吹奏楽部やったって言うとったし、どっからその遺伝子は来たんやろね。




それは、今もダンス続けとるトモを見ても思う。







この大会では、惜しくも決勝戦に行かれへんくて


３位という結果になってしまった。





緑「…高校でも、ダンスやるで。それで、絶対全国行くねん。東京行くねん！！」


赤「おう、そん時は、俺らも東京連れてってな。」






俺らの前では、絶対に涙を見せへんかったトモ。


あとから聞いたから、大毅にも望にも、泣いてるとこ見せたくなかってんて。




部屋でこっそり泣いとったの、オトン知っとるからな。(笑)








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