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side Akito
橙「大毅、調子どうや?」
赤「…まだなんも始まってへんしな。ぼちぼちやで」
俺も、大毅も、お互い気まずい空気で
しばらくの沈黙が続いた。
赤「…なあ、オトン」
相変わらず俯きながら、大毅が沈黙を破った。
橙「どした?」
赤「…昨日は、ごめん。」
あの言葉が大毅の本心ではない事は、トモから教えてもらってんけど、まさか、大毅が謝ってくるとは全く思わんかった。
謝らなあかんのは、俺の方やし。
赤「俺、オトンに迷惑やと思って…」
橙「…オトン、そんなに疲れてるように見えたか〜?(笑)」
赤「えっ、」
ベッドに腰掛けて、大毅を覗き込んだ。
すると、びっくりして顔を上げて。
橙「オトン、割と体力あんねんけどなあ」
赤「…ふふっ」
橙「おい、なにわろてんねん(笑)」
やっと、大毅の口角が上がった。
やっぱり、大毅の笑った顔が見たい。そのためなら、なんだってしてあげよう。
そう心に誓った。
橙「なんか欲しいもんあるか?」
赤「え、なんでもええの?」
橙「お財布事情は、考えてな?(笑)」
赤「…パジャマ。コットン100%の。」
なんや、かわええな〜なんてどついたら、やめろや!って照れる大毅。
橙「あ、これ、間違えて大毅の分も作ってもうてん。淳太くんがOKしてくれたら、食べてな?」
赤「…オトンが、作ったん?」
橙「そやで?」
赤「えー、不安や〜」
橙「あーもう、食べんでええわ」
赤「嘘やて!ごめんなさいっ(笑)」
1時間くらい、そんな他愛もない会話をして、病院をあとにした。
なんとか、悪化した関係は取り戻せたかな。
これで、後は治療が上手く行けば…
その時は、そんな甘い考えやった。
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ジャス民 - ありがとうございます。 (2019年5月26日 18時) (レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - みよかさん» 完成したら公開します。もう少しお待ちください…! (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - ジャス民さん» 完成したら公開します。もうしばらくお待ちください…! (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
みよか(プロフ) - パスワード教えて欲しいです…。 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1195a536f1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民 - パスワード教えてください。お願いします。 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりりんご | 作成日時:2019年5月3日 22時