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side.M
マネージャーに話を通してもらい、相葉くんのマネージャーと合流して鍵を開けてもらう。
どうやら昼間から電話にも出ずメッセージも返ってこないらしい。
心配そうなマネージャーを「大丈夫だから」と家に帰し、静かな部屋の中を進む。
廊下を少し進むと、
蹲っている人影を見つけた。
「えちょっと相葉くん？聞こえる？」
硬く目を瞑っているのに小さく震えている身体。傍に落ちているごみ箱と握りしめている携帯。
何よりも熱を帯びた彼の体調に動揺した。
「ちょっと相葉くん！わかる？」
何度か肩を叩きながら声をかける。
ゆっくりと開く目。
しばらくするとその瞳が俺を捉えた。
「……え松潤？な、んで」
「マネージャーに聞いた。辛いでしょ。
寝室まで行ける？」
驚きで開いていた口は徐々に結ばれる。
その表情が苦痛に歪むのを見て、ようやく俺は彼が我慢していることに気づいた。
近くにあるごみ箱を抱えて、
彼の傍に持っていく。
「我慢しなくていいから、ね」
「……ご、めん」
そう言うと、彼はごみ箱に顔を埋める。
辛そうな姿に胸が締め付けられた。
しばらくして吐くものがなくなったのか、ゆっくりと顔を上げた相葉くんはやんわりと微笑んだ。
相葉くんの体を支えて寝室ではなく、リビングに連れて行く。
「あ、松潤。だめだって伝染るから」
「大丈夫だから、今はしっかり休んで」
有無を言わさぬ口調でソファーに寝かせる。
寝室よりもリビングの方がトイレに近い。
それに俺が料理している間も視界の中にいるから安心だ。
「ごめんね松潤」
「ん？なにが？」
「明日、収録の予定だったのに」
ソファーの上で俺が寝室から拝借してきた毛布に包まりながら申し訳なそうに謝る彼。
「仕方ないでしょ。
誰だって体調壊す時もあるんだから」
「……うん」
「だから、今はしっかり休んで。
俺も傍にいるし」
そして、そのまま眠ってくれたので、
俺はマネージャーに現状を報告して彼の傍に座る。
そして、俺も眠ってしまったんだ。
気づいた時には、相葉くんは隣にいなくて。
寝ぼけている頭がきちんと稼働するようになるまでに数秒かかり、その後慌ててリビングを出る。
廊下の奥のトイレから漏れる光と苦しそうにえずく声に、またもや胸が締め付けられた。
「うぅ、はあっはっ……おえっ」
「相葉くん！」
「まつじゅ、きたな、いから」
「んなの気にしなくていいから、大丈夫？」
そう問いかけると小さく頷いた。
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嵐LOVE - こんばんは。こちらの方の更新も待ってます。 (2021年10月7日 21時) (
レス) id: a1f8b535b7 (このIDを非表示/違反報告)
嵐LOVE - リクエストです。リアル設定で相葉ちゃんが便秘になってしまうお話をお願いしたいです！ (2021年9月25日 22時) (レス) id: ee46b7a234 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - はじめまして！楽しく読ませてもらっています😆潤くんが寝不足と過労で倒れてしまうお話が読んでみたいです！お時間があればよろしくお願いします🙇 (2021年9月25日 19時) (レス) id: 02c62ba3b2 (このIDを非表示/違反報告)
未翔(プロフ) - あいさん» ご希望に添えていたのなら幸いです。いつもリクエストをして頂き、また読んで下さってありがとうございます！！ (2021年9月25日 13時) (レス) id: b3cb87418b (このIDを非表示/違反報告)
未翔(プロフ) - かなさん» いえいえ、私の力不足というところもありまして。リクエスト通りに出来ず申し訳ありません🙇⋱ (2021年9月25日 13時) (レス) id: b3cb87418b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未翔
| 作成日時：2021年9月21日 15時
