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テストが近付いていて、放課後、どこで勉強をしようか迷った末にたどり着いたのは学校近くにあるカフェに行くことだった。家だと誘惑があるし、図書室や自習室は静かすぎる。少しの騒音があった方が勉強というのは捗るものなのだ。
『いい匂い』
席に通されてからメニューをめくっていくと、パンケーキとかパスタなど女の子の心をくすぐるものが沢山あったが私はそれを飛ばして飲み物を頼むことにした。
『アイスティー1つください』
にしても、本当におしゃれなカフェだ。吹き抜けになっている天井のおかげか開放感すごかった。もしかしたらここは最高の勉強スポットなのかもしれない。届いたアイスティーを飲んで喉を潤わせてからシャーペンを握った。
｢あれ、Aじゃん｣
『ん？』
いきなり声がしたのだ。それも聞き馴染みのある声が。顔を上げると笑顔を抑えきれてない学校一のモテ男が私が座る席の隣に立っていた。
『なんでここにいるの？』
｢仕事中。そっちはテスト勉強？｣
｢うん。なんだ、ここジョングクのバイト先だったんだね｣
グラスの氷が溶けて崩れる音がして時間が経っていることに気付いた
▽
彼は彼で違うお客さんの対応をしていたし、私も勉強というやるべき事があった。少し疲れたなと思い放置してた携帯を開くと母から、いつ帰ってくるの？夕飯は？と3時間前に通知が来ていた。慌てて返信をする。ご飯は食べて帰るからいらないよ、と。
『さて、何食べようかな...』
ここで食べて帰ろう。勉強道具をカバンの中に戻して置かれたメニュー表を眺めていると隣に影ができたのだ。私は眺めるのをやめて横をむく。そこに立つ彼が集中してたね〜と私に言った
｢俺もうそろで上がるんだけど、A帰る？｣
『ううん、ここで食べていく』
｢じゃあ、同席あり？俺も一緒だったら社割使って安くできるんだけど｣
断るメリットも無いので、私はいいよと頷いた
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Labia(プロフ) - １ちゃんさん» ありがとうございます。 更新致しましたので、是非見ていってください^ ^ (2020年8月18日 19時) (
レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
１ちゃん - あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"（泣）更新楽しみにしてます…（泣） (2020年8月13日 7時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - 1チャンさん» ありがとうございます！もっと1チャンさんをそのような気持ちにできるよう書いていきますね...！更新お待たせしないよう、頑張っていきます^ ^ これからも、『おやすみわたしの愛しき太陽』をよろしくお願いします！ (2020年7月13日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1チャン - Labiaさん» 読んでいてとても心が綺麗な気持ちになります（泣）更新楽しみにしてます！ (2020年7月12日 14時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - なむさんさん» 文章が綺麗...嬉しすぎるお言葉ですね(;_;)私がお話を作るにあたって意識している部分です。素敵な作品と言っていただいて恐縮です！私の想像で出来上がった物語ですか更に素敵な作品だったと思っていただけるように頑張ります！素晴らしいコメントありがとうございます (2020年6月14日 2時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iris | 作成日時：2020年5月13日 6時
