二話前編 ページ5
そ「連れてきたよ、圭くん。」
そう言ったそららさんの後ろには4人の人がいた。
店「…初めまして、圭くん。僕は天知要。vip店長だよ。…言っておくけど男だからね。」
「?はい、しってますよ?よろしくお願いしますね、要さん。僕は小岩圭、歌い手のラストです。」
後の人は警戒心が強いのかな?
9「…96猫。本名は猫田黒。よろしく、圭くん。」
「はい、よろしくお願いします、96猫さん。」
9「別にタメ口でいいよ。」
「…じゃあ、よろしくね。」
ネットだと96猫さんはテンションが高いイメージがあったんだけどなぁ…。
コ「えっ…と、コゲ犬です。本名は犬飼匠哉…です。よろしく。」
「はい、よろしくです。コゲさん。」
最後はまふまふさんかな?と思っていたが、中々自己紹介してくれず、少しの間沈黙が続く。
「あ、あの…。」
声をかけるとからはそらるさんの背に隠れてしまう。
そ「あーっと、ごめん。まふは極度の人見知りでな…。」
「そうなんですね。大丈夫ですよ。」
そ「代わりに俺が紹介するね。コイツはまふまふ。本名は相川真冬ね。」
「わかりました。ありがとうございます。よろしくお願いしますね、まふまふさん。」
そう声をかけると隠れたままだがペコリとだけしてくれた。
そ「後は家の案内かな?」
セ「あ、センラやるで?」
そ「お、いいのか。頼んだー。」
セ「りょーかいや。ほな、行こか圭くん。」
声をかけられ、後ろを振り向いて返事をする。
「うん、お願いセンラくん。」
それからセンラくんからこの家の説明を受けた。まずは僕の部屋は3階の一番端な事、次にお風呂は96猫さんが一番最初で後は自由に入るらしい。最後に
セ「ここや、この下は地下室らしいんやけど、この家の家主のうらさんも鍵を持ってないらしいから入れないんよ。」
そう言われ、目の前に立ちはだかる物々しい鉄製の扉のドアノブを捻ってみたが、ガチャガチャ言うだけで開かなかった。
「本当だね開かない。」
セ「やろ?さーて、一通り説明も終わったし、晩ご飯作らんとなー。」
「センラくんがご飯作ってるの?」
率直な疑問だった。一通り説明は受けたが当番みたいな話は一切聞かなかった。
セ「そうやね、僕しか料理できないんよ…。」
呆れたようにセンラくんが肩を落とす。僕は10年以上一人暮らしだし料理はだいたいできる。
「手伝おうか?僕、料理できるよ?」
そう言うと喜んだ顔をする。
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カゲノ(プロフ) - ポップけーきさん» 頑張りますー。元々創作は好きなので学校の休み時間にでも考えます!ポップけーきさんも無理のないように頑張ってくださいねー。 (2019年12月2日 21時) (レス) id: 646d503fce (このIDを非表示/違反報告)
ポップけーき(プロフ) - カゲノさん» あ、合ってて良かったです。こういう時相手側に通知が来るようにしていて良かったと思います。更新、無理の無い程度に頑張って下さい! (2019年12月2日 20時) (レス) id: ec52782ab2 (このIDを非表示/違反報告)
カゲノ(プロフ) - ポップけーきさん» わー!そうです!ありがとうございます!見てますよ!ポップけーきさんにお気に入り登録されたって通知が来て「嘘でしょ?!」ってなったのですごく嬉しいです!更新頑張りますね! (2019年12月2日 20時) (レス) id: 646d503fce (このIDを非表示/違反報告)
ポップけーき(プロフ) - 多分私の事だと思ってコメントさせて頂きました!読者さんに会うのめっちゃ嬉しいです。これで間違えてたら恥ずかしい。更新お待ちしております! (2019年12月2日 20時) (レス) id: ec52782ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カゲノ | 作成日時:2019年12月1日 16時