９９話 ページ49
DL「宿舎行く前に屋上行かない？」
A「いいですね、行きましょ‼」
やっぱり屋上はいいよね、
DL「うわーー！やっぱいいな、」
A「それ俺も思いました笑笑」
屋上の手すりの所に寄りかかった。
DL「本番楽しみだな、」
A「うん!!だいぶ良くなってるからね、」
DL「Aってさ、プデュ辞めようって思ったことある？」
...
A「ないよ、ダニエルヒョンは？」
DL「ないといったら嘘になるかな？」
A「ソリソリの時ですよね？」
DL「あのときは、やばかったな笑笑」
A「カッコよかったのに、」
DL「ﾌﾌありがと、」
ヒョンが頭を撫でてきた。
A「ヒョン諦めなくてよかったですね、」
DL「...」
A「順位が12位から6位に上がることはすごいことですよ‼」
DL「だから諦めなかったんだよ、あぁ、ちゃんと俺のこと見てくれてんだな、って思って、」
A「そっか、」
DL「うん、」
勇気をだして聞いてみよう。
A「面白い話していい？本当のことじゃないけど、」
DL「いいよ？笑笑」
A「もし、今一人だけ女が紛れ込んでたらどうする？」
DL「っえ⁉うーん、分かんない笑笑実際にいないから、」
A「そ、そうだよね笑笑」
A「その人の順位が上位だったら⁉」
聞いてみた。
DL「ちょっとモヤってするかなー、」
A「...っ、」
DL「でもその人のことは責めないよ、」
A「っえ？」
DL「同じ夢を追ってんだもん、」
A「そっか、」
その言葉が、なぜか嬉しかった、
DL「さー戻るか、」
A「うん、」
夢の力はすごいな、
やっぱり、モヤってするのか、
そりゃあそうだよね、
ルール違反だし、自分が居続けたら他のルール守ってる人がこのプログラムから去っていくんだもんね、
A「このままでいいのかな、」
上位にいさせてくれるのは死ぬほど嬉しいけど、
一人のデビューの可能性をなくしてるんだよ、ね、
ちょっとだけ心が揺れた。
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作者名：m | 作成日時：2017年11月21日 19時
