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18話 ≪弱肉強食の世界は動物だけじゃない。≫ ページ19



紅『ま、俺も次の強者を見つけるまで
  お前で我慢して契約してやるよ』


あ「うっぜー・・・上から目線」ボソッ




≪弱肉強食の世界は動物だけじゃない。≫


あ「んで?契約ってどうやるの?」

紅『まずお前に、俺の印を刻む』

印を刻むって・・・何か痛そう
まさか熱々の鉄を皮膚に・・・!?

紅『んな事しねーよ!』

あ「エスパー!?」

紅『口に出してたっつーの!
  ・・・いいか、契約の前に確認しておく』

いきなり真剣な顔になる紅桜
・・・正確には目、以外だけど

紅『契約する事は、俺とお前は一心同体になるって事だ
  考えている事はもちろん、
  俺が折れたとき、お前も命は・・・・ないと思っていい』

あ「わかった」

紅『!?おい、テメェ簡単に「簡単じゃない」

あ「一心同体?命は無い?
  上等よ、それで大切なモン護れるのなら安いモンだわ」

紅『・・・はっ
  根性のない女だと思っていたが、そうでもねぇな』

紅桜はハッと笑うと
私の手をとった

紅『身体の力を抜け、目を瞑れ
  これから俺がいう言葉を言え、いいな?』

あ「・・・わかった」

深呼吸をし、ゆっくりと目を瞑る

紅桜の手が肩に添えられるのが分かる
・・・暖かい

紅『印を結ぶ者』
あ「印を結ぶ者」

だんだんと手が降りてくる

紅『桜に誓いし力を使う事を』
あ「桜に誓いし力を使う事を」

紅『ここに刻む』
あ「ここに刻む」

そして手が手の甲に来た時、
左腕が熱くなった

あ「いっ・・・ぁあっ!」

紅『っ我慢しろ!!目を開けるな!!』

あ「あぁっ・・・ぃっ」

まるで皮膚に炎を燃やされているみたい

すると急に熱くなくなった

あ「っはぁ・・・はぁ・・・」

紅『頑張ったな
  お前、名は何という』

紅桜は優しく背中を撫でてくれる

あ「私は成瀬A
  よろしく、紅桜」

左腕を見て見ると
紋章が大きく刻んであった

紅『それは外部にはあまり見せない方がいい
  分かる奴には分かる紋章だ』

あ「・・・私が紅桜を持っている事?」

紅『あぁ、頭の回転は良いんだな
  こっちにこい』

紅桜は丁寧に、どこから出したのか
包帯で左手を巻いてくれた

19話 ≪もう一人の剣士は凄腕の様で。≫→←17話 ≪決死の覚悟ってどういう覚悟なんだろう。≫



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作者名:クマLOVE&LAILA | 作成日時:2014年11月30日 1時

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