100点取ったら付き合って！

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『 …ごめんなさい。』



YG 『 なんで謝んの？』



『 ユンギ先生が教えてくれた所なのに
全く出来てないから…です。』



YG 「 あー気にすんな
何回でも教えてやるから」









怒られちゃうかと思ったけど
意外にも優しい対応をしてくれる先生にホッとする


それに、
口にする言葉がかっこよくてキュンとした。









YG 「 おまえね、計算ミス多すぎよ」








まずこれはーって
一番目の問題から教えてくれるユンギ先生



ずーっと会いたかったもんだから
もう少しで肩がくっつくらいの距離まで近寄り
横顔を見つめてみる



ごめんなさい、説明あんまり頭に入りません。









YG 「 これとか、かけ算間違えてんぞ
ほら、7×6 は？？ 」



『 …え 』









不意にこっちを向く先生

初めてあった時と変わらない素敵な瞳が
わたしのことを捉えてて心拍数が上がりだす









YG 「 え、分かんねーの？」


『 …いや、…あの。』







ユンギ先生に夢中になりすぎて
説明聞いてませんでした。なんて言えないもん









YG 「 …説明聞いてなかったとか？」



『 え！？
…や、あの違います。』



YG 「 図星かよ、笑
おまえさ、ただでさえ馬鹿なんだろ？
説明くらいしっかり聞いとけ 」



『 …はい、ごめんなさい。』









怒られたというか注意されちゃったけど
やっぱりかっこいいなぁなんて思ってしまう。









YG 「 ん、分かったならいい。
もっかい説明するからな？」







そう言ってノートにまた数字を書きだすから
今度は集中して聞くことにする


じゃないと
先生に嫌われちゃいそうだし…。







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