無表情の私 (ページ14)

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帰ってる途中で意識が途切れた

狂『隼人の所に来てたのね』

狂音side

隼人「ｹﾞｯ、狂音かよ。今日は、なんで出た？」

狂『そうね〜ストレスが溜まったか
嫌なものを思い出した。もしくは、そこに奴らがいるから』

指を指したところを2人で見たら

「待ってッス」

人混みをかき分けてこっちに来た黄瀬

狂『誰ですか？それじゃ失礼します』

流石「……行くぞ」

黄瀬「なんで……逃げたんッスか」

狂『…逃げたって人聞きの悪いことを言うわね。
私を苦しめたのはキセキ世代じゃない』

黄瀬「武美を苦しめといて何言ってるんっすか」

睨まれたけど別に気になんかしてないわ

狂『……あの時しっかり周りを見てれば
良かったのにね。』

流石「悪いけどもう行くから」

狂『えぇ、そうしましょう』

流石「狂音……ありがとうな」

なんか褒められたんだけど

狂『別に…そんなんじゃないわよ』

流石「そうかよ」

狂『えぇ、そうよ。じゃ』

分かってる……私じゃなくてAが良いのは

知ってる………Aが居なければ私が居ないことも

でも………Aが私を作り出したんだもの

ノートに

＜帰りに黄瀬に見つかり話しかけられた。
なんで逃げたんッスかって言われた＞

と書いてノートを閉じ音楽を聞いていたらやっと着いた

狂『もう少しよ…だからこの体も…私達も…耐えてよ』