夏の思い出は知っている Secondstory

夏の思い出 ページ7

車の中でもみんなでたわいのない話をした。
今年の夏は特に楽しかった。
みんなと旅行に行けて。みんなとたくさん遊べて。プールに行けて。夏祭りに行って花火を見れて…
本当に楽しかった！
私の生きがいでもあるKZの仲間とたくさんの思い出ができた。

小6のあの日、みんなに出会ってから私の真っ白だった背景がみんなと一緒にいるうちにカラフルに鮮やかに変わっていくのがわかった。
あれから今日までみんなと事件を追って絆を深めた。
みんなに出会ってからの思い出はほとんどKZだ。
事件を追ったり、たまに遊んだり。今回の旅行も…
みんなかけがえのない思い出だ。
きっと一生忘れない。

今回の夏の出来事は私の心に残り続ける。
そして、これからもたくさんの思い出を作る。
みんなと一緒なら楽しい思い出がたくさんできる。
来年もきっと…ね。
大好きなみんなとなら！

そう思っていると黒木君に「アーヤ、いいことあったの？」って言われた。
すごくいいことあったよ。だっていい思い出ができたんだもん！
私はそういうかわりに笑顔で軽くうなずいた。
みんなそれを見て、微笑んだ。
すると若武が「これからも事件を追って時には遊んだりしたいな！」と言った。
それに続いてみんな、
小塚「できるよ。僕たちなら。」
美門「そうだね。KZならこれからも。」
黒木「たくさんの思い出ができるよ。」
上杉「たまにはいいこと言うじゃん。若武。」
若武「うるせぇ！素直に褒めろ！」
黒木「車だぞ。喧嘩もほどほどにな。あと事件と遊びもいいが、勉強を忘れてるぞ。」
みんな((((((あ………))))))
当分は勉強をしっかりやらないと…
みんなもやばいって顔だった。
若武なんか真っ青。
それを見てみんなも笑い、若武が膨れる。
こういうところとかKZらしいなぁ〜。


こんな会話も私にとっては大切な思い出。
これからも続いていく大切な思い出のひとつ。

〜夏の思い出。END〜

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