帰ってきました。【ダイヤのA】

原因解明絶対ダメ ページ10

「お、おおお奥村君!?なんだい？」

御幸「いや噛みすぎ」

奥村「水谷先輩のボール、受けてみたいんですけど、いいですか？ 」


わぉ。
奥村君がまさかこんなこと言うなんて。
俺のこと嫌ってた訳ではなかった？？


「良いけど、俺でいいの？降谷とかの方が」

沢村「違いますよA先輩！奥村は降谷よりもA先輩が良いと思ってるんすよ!!」

御幸「いや逆で降谷の方が良いけど、自分にはまだ早いから取り敢えずAとか思ってんじゃね?ww」

沢村「いやいや！そんな訳」

奥村「ありますよ」←

「あんじゃん!!!」

沢村「ありました！」←


あとで沢村シバこ。
とりま俺のメンタルをただ削っただけだから沢村シバこ。
あ、あと御幸も。


「もうなんでもいいから良いよ俺で(泣」

奥村「ありがとうございます」

沢村「A先輩、ドントマインド」

「てめぇはどれだけ先輩を泣かせりゃ気が済む!?」


もう奥村君俺達の会話飽きて構えてんだけど。
そんな、早くしろ的な目で見ないでよ。
しゃあないなぁ”??←ちょっとキレてる


「くらえぇ!!!スーパージャイ「恥ずかしいんで普通に投げて下さい」...ぇーぃ!」←

御幸「声ちっさwww」


俺の投げたボールはしっかりと奥村君のミットに収まった。

今まで俺のバッテリーは御幸だったから、アイツみたいな安心感が無いんだよなぁ。ごめんだけど。

あれ、なんで奥村君なにも言ってくれねぇの??
無視かな??無視なら今俺のポッケに入っている虫を...←


奥村「...沢村先輩達に比べたら、技術が上ってくらいですかね」

「あ、ありがと??」

奥村「あの、関係ないんですけど1つ聞いていいですか？」


この時俺は何をとは言わなかった。
彼が聞きたいことが分かっていたから。
いつか、皆に言わなきゃと思ってた。

まさか今なんて。ま、いっか、


奥村「さっきから先輩のポケットから、その.....


虫湧き出てるんですけど」←

「嘘でしょぉ!?」

御幸「うわ汚ぇ!!」


そこかよ！
いや大事だけど、まぁこっちが1番大事か。

でも俺ドキドキしたんだけど。
このドキドキ返せよ虫ぃぃ。


「はぁ。ありがと奥村君」

奥村「あと」

「んー？まだ何か？」








奥村「なんでチーム離れてたんですか？

怪我、とかッスカ??」




……今かよ!?!!

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真実なのに嘘とか言われたらどうしようもないよね→←1年生＋3年生＝沈黙だよね

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