トリップしたら鬼滅の刃の世界やと！？参

十七 ページ18

私の頭を掴みながらズルズルと引っ張る不死川さん。


いや怖いって


マジで怖いって！！


そして頭痛いってえええ！！！








『ちょっ、不死川さん！？頭！！頭が潰れる！！紙くずのごとく粉砕しちゃう！！！あっ、ほらっ！善逸がもう頭から血を出して意識飛ばしちゃってますよ！？やばいですよ！？殺人になりますよ！？怖そうな顔してるのに結構人気あるんですから貴方は！殺人なんか犯したらどうなることやら！！！！』




不｢うるっっっっせぇぇぇええええ！！！！！！｣




急に大声で叫ぶ不死川さん

そして顔をぐいっと近づけて、



不｢おいチビガキハゲこらぁ…今すぐ俺に殺されてぇのかてめぇ…あ"あ"ん？！｣




『いやん///そんなっ、大胆♡』




不｢よし、てめぇ後でぶっ殺す｣



『えっ、ごめんなさい！うそです！ごめんなさい！』




私は引きずられながらも一生懸命に謝っているが、結局稽古場に着くまで聞く耳も持ってくれなかった



てゆかこの人私のことハゲって言った！？(←今頃か)
え！？言ったよね！？チビまではまだ分かるけど私、はげてないからね！？







不｢おいチビガキハゲぇ、今から1体1だぁ｣



『えっ、私だけ？待って他に隊士の人…｢行くぞゴラァァァァァ！！｣ぎゃあああああっ！！！待って待って！！！死ぬからあ！！！何これ伊黒さんとか無一郎の比じゃないよ！！これほんとに死ぬうううう！！』



不｢てめぇ逃げんじゃねぇ！！！！｣








隊｢す、すげぇあの女の子…俺らじゃ逃げることすらも出来なかったのに…｣


隊｢やっぱ才能か…｣





30分経過＿＿＿＿



『ゼェゼェ、ゼェ』



不｢よぉし次ぃ！｣



『や、やっと終わった……うわっ、顔が腫れてる…』



顔をまずどうにかしなければと思い、あらかじめ用意してあった隊士用の部屋に行く


と、そこに私を見つけてくれた善逸様が真っ青な顔でこちらに来てくれた




善｢Aちゃん！だ、大丈夫？！｣




はうっ！！やばい…

心配する善逸、めちゃくちゃかわいい…





『う、うん、ありがと。むしろ善逸から心配されるのとか嬉しすぎてやばいもう無理。死ぬ。なんならギューしてくれたら明日も頑張れる…あれ、矛盾してる』



善｢えっ、、え！？///////｣



『あはは、冗談だっ……ぜ、ぜぜぜぜ善逸さん！？』







ギュッ






私が善逸から優しく抱きしめられていることに気づくのにそう時間はかからなかった









今、何が起きとると？！？！

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