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そのあと折り紙で紙飛行機を作った




『できた!!どう!?無一郎!上手!?』


無「うん。最初はもう誰にも見せられないぐらい酷かったね」



『うぐっ……よし、無一郎!桜の木の所で勝負だ!』









ということで私たちは桜の木の所へ向かった



無一郎が連れて行ってくれた私たちの思い出の場所


まだ咲いてるかな〜









無「Aには絶対負けない自信があるね」




歩きながらそう言ってくる無一郎の横顔は少しだけワクワクしてる顔だった





『絶対勝つ!!負けないもん!!』



無「無理。脳のないAじゃ。」



『えっ、紙飛行機って脳使うの?えっ?』




え?え?と焦っていると無一郎が静かに笑った



無「やっぱAといるのは退屈じゃない」



『…それは私が馬鹿だからと言いたいのかね?』



無「あれ?そう聞こえなかった?」



『うぐっ!!今何か心にグサッって刺さった!!!』







−−−−−−−−

〈無一郎side〉





『着いたー!ってあれ、咲いてない…』



無「そりゃ今の季節は咲く時期じゃないからね」



『い、いや誰も時期を忘れてここに行こうとか言ってないし!!』





そう言いながらしゅんとなるA


絶対忘れてたでしょ…





無「じゃあ今度花が咲いたときにまた来ようか」





すると寂しそうな顔が一瞬でぱあっと明るい顔になってありがとう!と言ってはにかんだ








『じゃあいくよー!よーいドン!』







そして僕達の紙飛行機はどこかへ飛んでいった








_____訳ではなく、






実際には僕のだけがどこかに飛んで行ってAのだけが目の前ですぐにぽとりと落ちた




なんで!?なんで!?とか言いながら焦ったり、全然飛ばなくておかしかったのか笑ったり…









__コロコロと表情が変わるAを見るのは退屈じゃない






さっきはその意味で退屈じゃないって言ったつもりだったけど、つい意地悪してみたくなった





無「A」



『ん?なにー?』



無「おいで」






両手を広げればすぐ様抱きつくA



僕はしっかりと受け止めて優しく抱きしめる









Aの体は力を少しでも入れればすぐに折れるんじゃないかってぐらい細かった





こんな体で本当に戦ってるの?






無「ねぇちゃんとご飯食べてる?折れそうなんだけど」




『えっ、おかん???』

十一→←九



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お布団 - 面白かったです!死んだ後の無一郎の反応とか見たかっです、、!!ありがとうございました!お疲れ様でした! (2021年6月13日 22時) (レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
つぶやき星のつぶやき女 - おもしろかったです。なんかすごい!と思いました! (2020年8月17日 17時) (レス) id: 9c9562d775 (このIDを非表示/違反報告)
まめたろう(プロフ) - おはぎって美味しいよねさん» 神ではないですけどそう思っていただけたのはとてもうれしいです!ありがとうございます!!! (2020年6月27日 23時) (レス) id: 705b507ab0 (このIDを非表示/違反報告)
まめたろう(プロフ) - レモンティーさん» 更新遅くなってごめんなさい!そしてコメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!!!これからも更新頑張ります!! (2020年6月27日 22時) (レス) id: 705b507ab0 (このIDを非表示/違反報告)
おはぎって美味しいよね - この小説は神ですか? (2020年6月27日 21時) (レス) id: 1b9d50e445 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まめたろう | 作成日時:2020年3月11日 21時

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